アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ブラジル人FWガブリエウ・マルティネッリの出場機会の少なさについてコメントした。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
2019年の夏に、ブラジル4部のイトゥアーノからアーセナルへと加入したマルティネッリ。ヨーロッパ初挑戦となった昨季はいきなり公式戦で二桁得点を達成し、リヴァプールとの対戦後には敵将のユルゲン・クロップ監督をして、「今世紀における才能の一人」と言わしめた。
そんなマルティネッリだが、今季は前半戦の大半を負傷で棒に振ると、ケガ明け後も思ったような数の出番を得ることができていない。逸材の起用を望む声が後を絶たないことに関して、アルテタ監督はこのようにコメントした。
「そのことは理解している」
「チームがフットボールの試合で十分に勝てていない時というのは、誰かにそれをやってもらおうと思うものだ。そういう対象となる選手が数人いる」
「それには敬意を払うし、ガビは良くやっていると思うよ。毎日良くなっているし、正しい成長を遂げているよ」
「彼に関して我々は、もう少し我慢しなければならない。だが、彼にはこのクラブでの明るい未来が待っているし、必ず彼が自分の良さを示し、どんなキャリアをクラブで送るのかを証明する時が来る」