腕時計メーカー、高級品に注力=スマートウオッチと差別化

74

2021年04月12日 15:00  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

写真取材に応じるシチズン時計の佐藤敏彦社長=3月10日、東京都西東京市
取材に応じるシチズン時計の佐藤敏彦社長=3月10日、東京都西東京市
 腕時計メーカーが、高級品に注力する姿勢を鮮明にしている。腕時計型で多機能の情報端末「スマートウオッチ」が数千円から手に入るため、腕時計市場は普及価格帯を中心に打撃を受けている。シチズン時計とセイコーウオッチは、安定需要が見込める機械式時計など高価格帯商品を拡充し、差別化を図る考えだ。

 シチズンは、高級ブランド「ザ・シチズン」から、8月に60万〜80万円台の腕時計を発売する。電子部品を用いない機械式で、動力源となるムーブメント(駆動装置)を11年ぶりに自社開発して送り出す。時間の誤差を示す平均日差はマイナス3秒からプラス5秒と高精度で、佐藤敏彦社長が「世界に引けを取らない機械式時計」と話す自信作だ。

 同社長によると、機械式は「根強いファンがたくさんいる」ため需要が堅調という。同社は今後も50万円以上の商品を強化し、ファンの裾野を広げる戦略だ。

 セイコーは、5万円未満の普及価格帯はスマートウオッチのあおりを受けやすいとみて、ブランド力を生かした高級路線を前面に出す。2017年には高価格帯の「グランドセイコー(GS)」をブランドとして独立させ、ラインアップを充実させてきた。1960年の初代モデル発売以来のブランドの歴史や匠(たくみ)の技をアピールし、20年10〜12月期のGSの国内売上高は前年同期比で増収を確保した。

 一方、カシオ計算機は主力の耐衝撃腕時計「Gショック」シリーズが独自の市場を形成する。樫尾和宏社長は「唯一無二の商品で、市場が縮小しても(販売個数を)伸ばし続ける自信がある」と強調。83年の発売開始から20年3月末までの累計で1億2000万個以上を販売しており、30万円以上の高価格帯まで幅広い品ぞろえで勝負する構えだ。 

このニュースに関するつぶやき

  • 今更? SEIKOは1級試験落ちる技術力でGSの穴石ルビーは中国製、修理受付が10年…かな? もっとも!? 旧モデルも腕のある職人ならメーカー関係なくメンテは可能な筈♪60年前の婦人物相談受けたし(^^)
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • 麻酔針発射装置付だして!(* ̄∇ ̄)ノシはよ
    • イイネ!28
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(56件)

ニュース設定