チャールズ皇太子「私の親愛なるパパは特別な人だった」 父フィリップ王配への思い語る

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2021年04月12日 17:21  Techinsight Japan

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生前のフィリップ王配とチャールズ皇太子(画像は『Clarence House 2020年6月10日付Instagram「Wishing The Duke of Edinburgh a very happy 99th birthday!」』のスクリーンショット)
チャールズ皇太子(72)が、現地時間9日に99歳で逝去した父エディンバラ公フィリップ王配への思いを語った。王配のことをあえて「私の親愛なるパパ」と呼んだ皇太子だが、エリザベス女王とフィリップ王配の子供達であるアンドルー王子とアン王女も追悼の言葉を伝えた。

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現地時間10日、グロスターシャー州の私邸ハイグローブのドアから現れたチャールズ皇太子はまず「私が特に述べたいのは、父はこの70年間、女王や私の家族、そして英国や英連邦国に対して、最も素晴らしく献身的な奉仕をしてきたということです」と述べ、このように続けた。

「皆様が想像されるように、私の家族と私自身は父のことを大変恋しく思っています。父は多くの人々に愛され、感謝されてきました。ここにいる多くの人々や英連邦各国の人々が、私達と同じように悲しみを分かち合っていることに、父は大変感激していると思います。」

その後、皇太子は「私の親愛なるパパはとても特別な人だった」と親しみを込めて述べ、亡き父を追悼してくれた人々に感謝を伝えた。

「彼は人々が自分自身についてこれほど反応し、感動的な言葉を寄せてくれたことを、きっと喜んでいます。私達家族も深く感謝しています。皆様の心遣いは、大きな喪失感と非常に悲しい時期を過ごす私達の支えとなるでしょう。」

英国内は、王配の崩御後から17日までの8日間は喪に服している。バッキンガム宮殿は現地時間10日、フィリップ王配の葬儀は英時間17日午後3時(日本時間午後11時)からウィンザー城の敷地内にある聖ジョージ教会で執り行うと発表した。当日の様子はテレビ中継され、葬儀の始まりと同時に英国内で1分間の黙とうが捧げられる。

王配の葬儀はパンデミックのため、参列できるのは王配の子供や孫、その他の近親者を含む30人だけに限られる。参列者はマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保った形で行われるという。

ヘンリー王子は移住先の米カリフォルニアから一時帰国することが正式に決まったが、第2子を妊娠中のメーガン妃は主治医からの渡航許可が下りなかった。

第2次世界大戦中に英国海軍に従事していたフィリップ王配は、パンデミック前には軍隊式の葬儀を希望していた。過去20年間に4回のロイヤルウェディングが執り行われた聖ジョージ教会で、家族と何人かの友人や英連邦国首脳のみを招いたプライベートな葬儀にするのが王配の望みだったそうだ。

女王と王配の第3子アンドルー王子(61)は現地時間11日、ウィンザーのロイヤル・ロッジにあるロイヤル・チャペル・オブ・オールセインツの外で父フィリップ王配への追悼を述べた。

王子は、母エリザベス女王が「この出来事が、私の人生に大きな空白をもたらした」と語ったことを明かしており、「父は素晴らしい人でした。私は父として彼を愛していた。とても穏やかで、困ったことがあれば一緒に考えてくれる人だった。我々は、英国の祖父のような存在を失くしたのです。母が気の毒であり、サポートしたいと思います」と述べた。

同日には女王と王配の第2子のアン王女が声明を発表、「父は私の師であり、支援者や批判者でもありました。しかし私が最も見習いたかったのは、充実した人生と惜しみない奉仕の模範を示してくれたことでした」と伝えた。



画像は『Clarence House 2020年6月10日付Instagram「Wishing The Duke of Edinburgh a very happy 99th birthday!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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  • 追悼にネットに溢れる毒舌語録を読むw 「ここに長くいると、みんな目が細くなってしまうよ」――1986年、中国に滞在中の英国人学生たちに対して。
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