全盛期さながら…優れたパフォーマンスを披露している“オーバー35”の10選手

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2021年04月12日 19:03  サッカーキング

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サッカーキング

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「サッカーで年齢は関係ない」とよく言われるように、今や「ベテラン」という言葉にネガティブな印象はないだろう。30代半ばを迎えても全盛期さながらのプレーを見せる選手は数多く存在する。

 では、今シーズンの欧州4大リーグで、最も優れたパフォーマンスを披露している“オーバー35”は誰なのだろうか。統計サイト『WhoScored.com』は、200以上のスタッツから自動的にレーティングを発表しており、今回はその平均値が最も高い選手10名をランキング形式で紹介する。

※情報はすべて4月12日時点のもの
※カップ内は(年齢/所属クラブ/国籍/ポジション)
※レーティングは10点満点
※今季リーグ戦15試合以上に出場している選手が対象

[写真]=Getty Images

▼10位 フランク・リベリー 平均6.85点

(38歳/フィオレンティーナ/フランス/FW)

「皇帝」の異名をとるリベリは、今月7日に38歳の誕生日を迎えた。今季フル出場は4試合に留まるが、切れ味鋭いドリブルは健在。ここまでのドリブル成功数は「50回」を数え、これは欧州4大リーグの“オーバー35”(15試合以上出場選手)でトップの成績になる。またチーム最多の5アシストを記録するように、攻撃に欠かせない存在となっている。

▼9位 チアゴ・シウヴァ 平均6.88点

(36歳/チェルシー/ブラジル/DF)

 30代半ばでのプレミアリーグ初挑戦となったが、抜群の安定感と卓越したリーダーシップで確かな存在感を放っている。3日のウェスト・ブロムウィッチ戦では、前半29分で退場。トーマス・トゥヘル体制での初黒星のきっかけを作ってしまったが、すぐに非を認めてファンにメッセージを送る姿に好印象を抱いた人も多いことだろう。チャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリード戦でも、スタンドから声援を送り続ける姿が話題となった。データには表れない貢献度を含めて、チームに欠かせない選手である。

▼8位 エディン・ジェコ 平均6.95点

(35歳/ローマ/ボスニア・ヘルツウェゴビナ/FW)

 年明けにキャプテンの座を失い、出場機会もゴール数も例年に比べると減少している。パウロ・フォンセカ監督との確執が噂され、今夏の退団が濃厚とされるが、ピッチ上でのパフォーマンスレベルが急激に低下したわけではないのは、『WhoScored.com』の平均点が示すとおりだ。残りの試合で再びゴールラッシュとなるだろうか。

▼6位タイ セルヒオ・ラモス 平均6.96点

(35歳/レアル・マドリード/スペイン/DF)

 度重なるケガの影響で、今季リーグ戦の出場数はわずかに「15」。稼働率はいいとは言えない。ただ大黒柱がピッチに立ったときのチームの安定感はさすがの一言で、ジネディーヌ・ジダン監督も「もちろん40歳までプレーできるよ」とキャプテンへの信頼を示している。契約延長問題は未解決のままだが、ラ・リーガでの逆転優勝とクラブ通算14度目の欧州制覇を狙うには欠かせない存在だ。

▼6位タイ ヘスス・ナバス 平均6.96点

(35歳/セビージャ/スペイン/DF)

 かつての快速ウインガーは、右サイドバックの不動のレギュラーとして活躍。“フィジカルの怪物”と言わんばかりの運動量を誇り、ラ・リーガ有数のクロッサーとして決定機を演出する。今年1月には、セビージャの選手として初のトップリーグ400試合出場を達成。言葉よりも姿勢で見せる生え抜きのキャプテンについて、ホセ・カストロ会長も「クラブの財産」と賛辞を惜しまない。

▼5位 ダビド・シルバ 平均7.04点

(35歳/レアル・ソシエダ/スペイン/MF)

 10年ぶりの母国スペイン復帰で、存分にらしさを発揮。特に前半戦は、持ち前のテクニックとイマジネーション、そして抜群の認知力でチームメイトを自在に操り、首位快走の原動力となった。今月3日に行われた昨季分のコパ・デル・レイ決勝では先発出場を果たし、レアル・ソシエダにとって34年ぶりのタイトル獲得に貢献。振り返れば、スペイン代表でも44年ぶり、マンチェスター・Cでも35年ぶりのトロフィー獲得を達成しており、“優勝請負人”としての役目を全うしている。

▼4位 ディエゴ・ゴディン 平均7.07点

(35歳/カリアリ/ウルグアイ/DF)

 構想外となってインテルを1年で退団するも、妻の故郷であるカリアリで最高級のパフォーマンスを披露している。今季セリエA30試合のうち出場数は7割の21試合にとどまるが、インターセプト数は欧州4大リーグの“オーバー35”(15試合以上出場選手)で最多の48回を記録。チームは20チーム中18位と降格圏に沈むが、ベテランらしい読みの深さ、正確さを発揮し、奮闘を続けている。

▼3位 ルカ・モドリッチ 平均7.09点

(35歳/レアル・マドリード/クロアチア/MF)

 歴史的なシーズンを送っている選手の一人だろう。カップ戦を含めれば、フィールドプレーヤーとしてチーム最多の39試合に出場。「自分が何歳と感じるか? 27歳かな。分からないよ(笑)」というコメントが冗談に聞こえないほどに質の高いプレーを披露している。クロアチア代表でも、この3月に歴代最多キャップを更新。正真正銘のレジェンドとなった。まもなく発表されるという契約延長も至極妥当な判断と言えるだろう。

▼2位 ズラタン・イブラヒモヴィッチ 平均7.62点

(39歳/ミラン/スウェーデン/FW)

 まさに“常識を超えた男”だろう。セリエAでは、今季17試合の出場で15ゴール。前半戦に首位を走ったチームで絶大な存在感を発揮し、3月には5年ぶりのスウェーデン代表復帰を果たした。ピッチ外での話題にも事欠かず、2022年に公開予定の映画『Asterix and Obelix』で俳優デビューを飾る予定だという。ミランとの契約延長も秒読み段階に入っており、来季は40歳でピッチに立つことになる。ズラタン劇場はまだまだ終わりそうにない。

▼1位 クリスティアーノ・ロナウド 平均7.73点

(36歳/ユヴェントス/ポルトガル/FW)

 第1位に輝いたのはC・ロナウドだった。CLではまたしてもベスト16で涙を飲み、セリエAでは10連覇達成が絶望的に。それでも個人としては、12シーズン連続のリーグ戦20ゴール超えを達成した。勝利への飽くなき執念とゴールへの思いはデビュー当時から変わらず、サッカー界最強の“オーバー35”として君臨している。

(記事/Footmedia)
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