FAがSNSボイコット表明のクラブ・選手を支持…効果を見てFAも実施検討

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2021年04月13日 00:07  サッカーキング

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FAが声明を発表 [写真]=Getty Images
イングランドサッカー協会(FA)がSNSのボイコットを発表したクラブや選手への支持を表明し、FA自身のボイコットも検討すると表明した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ソーシャルメディア上での差別的投稿や攻撃的な投稿が問題となっている。フットボール界も例外ではなく、ミスをした選手や黒人選手、アジア出身の選手など多くの被害が出ており、当局が動く事例も発生している。

 これを受け、バーミンガム・シティ、スウォンジー・シティ、レンジャーズは7日間、アーセナルやフランス代表で活躍したティエリ・アンリ氏などは完全にSNSのボイコットを行うと発表していた。また、トッテナムは韓国代表FWソン・フンミンに対し差別的な投稿があったとして声明を発表していた。

 FAは声明を掲載し、その声明の中でSNSのボイコットを表明したクラブや選手などを全面的に支持していると発表。またFAもボイコットを辞さない構えであるとスポークスマンが伝えている。

「FAは、他のイングランドサッカーの機関とともに、イングランドサッカーに関わるものに向けられたネット上の差別的な投稿に積極的に反対しており、ソーシャルメディア企業に対して、加害者に現実的な処分がなされるようさらなる努力を求めています。我々は、クラブや個人が、ボイコットや、ヘイトを減らすためフォロワーに訴えかけるなど、様々な方法で取り組むためにプラットフォームを利用したいと考えていることを認識しています」

「私たちは、ソーシャルメディアのボイコットを含め、あらゆる差別表現に立ち向かうクラブや選手を全面的に支持します。差別のない試合をすることは、私たちの中心をなす優先事項であり、私たちは今後もプラットフォームを利用して、オンライン上でのヘイトに対抗し続けます。私たちは、他のイングランドサッカーの機関と定期的に話し合い、ボイコットが、目に見える変化をもたらし望んだとおりの効果を得ることができると総合的に判断されれば、ボイコットも検討します」

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