ダルビッシュ、7回3安打1失点で移籍後初勝利 パドレスは投打噛み合い4連勝

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2021年04月13日 11:02  ベースボールキング

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敵地でのパイレーツ戦に先発したパドレスのダルビッシュ有
● パイレーツ 2 − 6 パドレス ○
<現地時間4月12日 PNCパーク>

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が12日(日本時間13日)、敵地で行われたパイレーツ戦に先発登板。立ち上がりから安定した投球で7回3安打1失点と好投し、今季3試合目で待望の移籍後初勝利を手にした。

 1点の援護点をもらい初回のマウンドに上がったダルビッシュ。上位陣を10球ですべて内野ゴロに打ち取り、3者凡退の好スタートを切った。2回は二死から6番・スターリングズに左越え二塁打を許したが、続くファウラーを三振斬り。変化球2球で追い込み、最後は95.7マイル(154キロ)の力強い真っ直ぐを振らせた。

 3回も二死から1番・フレージャーに左前打を許し、続くエバンズに対する初球が暴投。再び得点圏に走者を背負い、エバンスにはフルカウント後のカットボールを拾われ、これが三塁線を破る同点の適時二塁打となった。なおも二死二塁で続くレイノルズには追い込んでからのスプリットを捉えられたが、このライナーは三塁手の正面。序盤3イニングを最少失点で凌いだ。

 4回、5回は2イニング連続で3者凡退。すると同点で迎えた6回表、パドレスは5番・マイヤーズの中越え2ランで勝ち越すと、女房役の7番・カラティニにも左中間突破の適時二塁打が飛び出し4−1とリードを広げた。

 勝利投手の権利を得たダルビッシュは6回、二死から四球を与えるも、最後は4番のモランを左飛斬り。5点リードになった7回は3者凡退で斬り、その裏の打席で代打を送られ降板となった。この日は7回95球、3安打1失点、6奪三振1四球の内容。6回1失点だった6日(同7日)のジャイアンツ戦に続く好投で防御率は3.06となった。

 パドレス打線は7回にも、マイヤーズが2点適時打を放ちリードは5点に。マイヤーズは初回に先制の左前適時打、6回は勝ち越しの3号2ラン、そして7回はダメ押しとなる2点適時打と一発含む3安打5打点を記録した。救援陣はパイレーツの反撃を1点に抑え敵地で快勝。マスグローブが球団史上初のノーヒットノーランを達成した9日(10日)のレンジャーズ戦から、連勝は今季最長の「4」に伸びた。

このニュースに関するつぶやき

  • 感動的なピッチング。こんな感動は全盛時のペドロ・マルティネス以来かも。
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