『ノマドランド』約3年ノマド生活を送った原作者が太鼓判「核心に見事に切り込んだ」

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2021年04月13日 18:02  cinemacafe.net

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写真『ノマドランド』メイキング (C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.
『ノマドランド』メイキング (C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.
賞レースを席巻する名作を次々送り出すサーチライト・ピクチャーズと、『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドが組んだ映画『ノマドランド』。この度、渾身のルポルタージュを見事にフィクションとして映画化したクロエ・ジャオ監督と、原作者のジェシカ・ブルーダーが本作について語る特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。



アメリカ社会の実情をシリアスに描きながら、ノマドとして生きる1人の女性の視点を通して“自らの生きる道”や“生きる場所”を模索する姿を、荘厳な風景と共に映し出している本作。


この度到着したのは、原作者のジェシカ・ブルーダーがクロエ・ジャオ監督が映画化した本作に熱烈な太鼓判を押す姿と、2人の厚い信頼関係も窺えるインタビューが収められた特別映像。


マーベル・スタジオの最新作『エターナルズ』(原題)の監督に抜擢されるなど、目覚ましい活躍を見せるジャオ監督が「原作を読んで初めて知った。車で放浪生活をする人々はこんなにも多く広範囲に存在している」と、アメリカで起きている現実に衝撃を受けたことを明かすところから映像は始まる。


原作を執筆するにあたり、ノマドたちと同じように労働や車上生活をしながら、約3年もの月日をかけて取材したジェシカだが、「核心にクロエは見事に切り込んだ。それが本当にうれしかった」と喜びをあらわにする。映像化するにあたってジャオ監督が考えたのは、架空の人物である主人公・ファーンの旅路にジェシカが取材した出会いの全てを込めるということ。


ジャオ監督は「撮影中でも人と会うと撮りたいものが増えていくけど、脚本がないと流れが悪くなってしまう。必要なのは観客を引き込み、つかんで離さない視点」と、物語のポイントを見極めながら製作していったことを明かしており、ジェシカは「クロエは原作に登場する場所や人を尊重し、巧みに数珠つなぎにした」と原作に込められた魅力を引き出し、本からスクリーンへ昇華させた監督に絶賛を送っている。

『ノマドランド』は全国にて公開中。



(text:cinemacafe.net)
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