楽天に痛恨のミス…明暗を分けた失策に井端氏「捕り方は良かったけれど」

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2021年04月14日 07:20  ベースボールキング

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楽天・渡邊佳明選手
◆ スリーアウトチェンジが一転して…

 首位に立つ楽天がロッテに2−6で敗戦。今季初の連敗を喫した。

 試合は楽天・岸孝之と、ロッテ・石川歩の両右腕が好投を続け、1−1のまま中盤戦に突入。すると6回表、岸が四球で先頭打者のマーティンに出塁を許し、犠打で一死二塁のピンチを背負う展開に。

 それでも、4番・安田尚憲を空振り三振に仕留め、続くレアードも三ゴロに打ち取ったが、前に出てボールを捌こうとした三塁手・渡邊佳明がボールを捕球できず、痛恨のエラー。二死一、三塁とピンチが続くと、6番・山口航輝に投じた初球のチェンジアップが捕手・下妻貴寛の股間を抜け、三塁走者がホームイン。さらに二死二塁から適時打を許し、2点のリードを与えてしまった。

 13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた野村弘樹さんは、両チームの明暗を分けた場面にこの6回表の攻防を挙げ、「取っていればチェンジというところで、エラー。そして次の初球のチェンジアップがパスボール。投手戦、1点を争う中でのミス。このミスが楽天の負けにつながった」との見解を示し、緊迫した状況の中で起きた一連のミスを敗因に挙げた。

 また、三塁手・渡邊佳のエラーについて、現役時代に遊撃手としてゴールデングラブ賞を7度受賞している解説の井端弘和さんは「エラーになるのは、足が動いていないか、雑にいったとき。今回は、まずグラブが開いていなかった。グラブが閉じちゃっているので入るところがなかった。捕り方は良かったけれど、足が動いて手で出すところで、グラブが開いていなかった」と指摘。判断や動作の問題よりも根本的なところに原因があったとの見方を示した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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  • プロ野球ニュースで詳しくやってましたが、クラブが開いていなかったのは、事実でした。サードは鈴木大地、茂木がやれば確実なプレーができたのでは。
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