廃校を活用した「プール丸ごと温泉」が話題 誕生の経緯と人気の秘密を聞いた

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2021年04月14日 16:01  しらべぇ

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写真(写真提供:やまびこ荘)
(写真提供:やまびこ荘)
(写真提供:やまびこ荘)

文部科学省によると、2002年度から2017年度までに全国で廃校となった数は7,583校。うち何らかの形で活用されているのが4,905校(74.5%)となっている。そんな中、静岡県西伊豆町の廃校を活用した「プール丸ごと温泉」が話題を呼んでいる。

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■廃校を活用した青少年施設

静岡県西伊豆町にある「やまびこ荘」は、廃校になった大沢里(おおそうり)小学校の建物を残してほしいと言う地元の要望で、青少年宿泊施設として生まれ変わった建物。

(写真提供:やまびこ荘)

1907年に建設され、ピーク時には241人が通っていたが、年々児童数が減少し、廃校時には全校児童45人になっていた。1976年に青少年施設やまびこ荘として生まれ変わり、3年後に豊富な温泉を利用した「25メートル温泉プール」が完成。

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■思い切り泳げる温泉

泉質は硝酸塩温泉で、きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症に特に効果があるとされている。源泉の温度は39℃で、プール内は加温なし。季節によって温度が変わるが、冬季は約32℃となっている。水着を着用しての入浴になるが、泳ぐことも可能だ。

(写真提供:やまびこ荘)

源泉かけ流しの温泉、温泉プールと廃校を利用したノスタルジックな雰囲気が人気を呼び、青少年の合宿や会社の研修にも利用されている。年間の宿泊客は約7,000人で、温泉プールのみの利用もできる。

建物内部は、小学校時代の面影を残したどこか懐かしい空気を感じられる。

■海・山・川を満喫

やまびこ荘グランドからはハイキングコースがあり、徒歩1分で仁科川へ、仁科川を車で15分下れば大浜海水浴場で、夏は海水浴も楽しめる。

(写真提供:やまびこ荘)

海、山、川、自然を丸ごと体験でき、バーベキュー施設も併設。利用料金は1泊2食大人6,090円〜となっている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

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