18年で1200万円をつくる最強プラン! 教育費を「つみたてNISA」で作る方法

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2021年04月14日 18:00  AERA dot.

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写真※写真はイメージです(gettyimages)
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 つみたてNISAとは、年間40万円(毎月約3万3000円)までの投資の利益20・315%が非課税になる、国のお得な投資制度のこと。積み立てる金融商品は、金融庁の求める基準をクリアした投資信託だ。

【写真】18年で1200万円を作る最強プランはこちら 

 この「つみたてNISA」、大学進学費などの教育費作りにも使える。4月13日発売の「AERA Money2021春号」では、子どもが生まれてから18年間の「教育費目的」の投資プランを掲載している。大事な部分だけ覗いてみよう。

*  *  *
「最長20年」という「つみたてNISA」の非課税期間は、老後の資産形成だけでなく、子どもが生まれて成人するまでの20年間の教育費作りにも期間的には合う。

 文部科学省や日本学生支援機構の調査によると、子どもが小学校入学から大学を卒業するまでにかかる費用の平均はすべて国公立でも約731万円、大学だけ私立だと1025万円強、すべて私立の場合は2220万円にも達する。 

 今から貯金をはじめても、そんなに貯まらない……とお嘆きの方、心配することはない。6人のお子さんがいるファイナンシャルプランナーの横山光昭さんに教わろう。

「教育費をどうするかという相談は非常に多いです。多くの人は学資保険に入って増やしたいと考えていますが、空前の低金利もあって、実は学資保険だと元本割れしてしまうことも増えているんです。

 学資保険に保険目的ではなく、資産形成目的で加入することはお勧めしません。貯蓄で足りないことがわかっているならつみたてNISAを使いましょう」

 定期預金の引き出しで足りない分だけでも投資信託(以下、投信)を長期でつみたてるのは建設的な作戦。ただ、注意点はもちろんある。

「半分は貯金、半分はつみたてNISAで、と必ず現金も確保しておくことをお勧めします。リーマン・ショックのような金融危機でつみたてた資金が激減したときと、子どもの大学進学の時期が重なるリスクも想定しておきましょう」

 また、数年でのつみたてで大きく増やすことは狙わない。

「つみたてNISAは世界経済の長期的な成長に乗って、安定的に資産を増やしていくものです。

 子どもが高校に入学して『あと3年で大学だ、しかも医学部!』などと慌ててはじめても大きく増やすことはできません。できれば子どもが生まれた直後から18年後を見越して、無理のない少額資金をつみたて投資するのが一番いい」
 
 選ぶ投信は、やはり株式が対象の投信。半分は現金として貯めているので、わざわざ債券型やバランス型を選ぶ必要はない。

「子どもが幼い頃はリスクを取って、米国のS&P500や新興国株式などミドルリスク・ミドルリターンなもので運用し、大学進学が近づいたら、より安定的な全世界株式や先進国株式に切り替えるといいでしょう」
 
 といっても、こまめに投信を入れ替える必要はない。最初の10年と残りの8年で少し変えるだけ。横山さんのプランをもとに、18年間、月々2万円をつみたてNISAで運用した場合のシミュレーションすると……? 

 当初10年は、米国株式に連動する投信に70%(毎月1万4000円)、日本を除く全世界株式に20%、新興国株式に10%を投資して、積極的に増やす。
 
 後半の8年は、値動きを多少落ち着かせる。全世界株式に60%(毎月1万2000円)、鉄板の先進国株式と米国株式に20%ずつ振り分け、少しだけ安定運用を。

 過去18年間の運用実績だと、「年間24万円×18年間」の運用で、元本432万円が約2倍の816万円まで増加。試算した18年の間には、世界的に株価が大暴落した2008年のリーマン・ショックの時期も含まれているが、つみたてだからこそこんなに増えたのだ。

「この試算だと、運用で得た利益は384万円。通常の投資だとその約20%の78万円以上は税金で持っていかれる計算になりますが、税金が一切かからないつみたてNISAなら、まるまる384万円が教育費に使えます」

 そうはいっても、大切な子どもの教育費を、リスクのある投資で作るなんて……という人もいるだろう。大事なお金がどう動くのかわからないことに不安があるのもわかる。

「右も左もわからない投資初心者は、数本の投信にまずは100円からの『お試しつみたて』をしてみることをおすすめします」

 と語るのは、マネックス証券マーケティング部の西尾貴仁さん。確かに、実際の値動きが見られたら心強い。5本の投資信託を買っても500円。

「これぐらいの値動きなら不安を感じない」「新聞の経済欄にこういうニュースが出ると、こんな値動きになるのか」など、投信の値動きに慣れるという意味でもいいだろう。「100円つみたて」ができるのはネット証券と大和証券だ。

――続きはアエラ増刊『AERA Money 2021春号』でーー

(取材・文/安住拓哉、編集部・中島晶子、伊藤忍)

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