米中、気候変動で連携探る=日米首脳会談に影響も

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2021年04月14日 21:01  時事通信社

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写真バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使=3月10日、パリ(AFP時事)
バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使=3月10日、パリ(AFP時事)
 【ワシントン、北京時事】バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使が14日から中国・上海を訪問し、地球温暖化対策について協議する。同政権閣僚級の訪中は初めてで、人権や安全保障をめぐり両国の対立が深まる中でも、気候変動では協力を目指すという政権の姿勢を明確に示す動きだ。米中の連携が実現すれば、日本は16日の日米首脳会談で一段の取り組みを求められそうだ。

 バイデン政権は最優先課題に掲げる気候問題の首脳会議(サミット)を22、23日にオンライン形式で開催し、米国が多国間協調の主導役に復帰したことを内外に示したい考えだ。米中だけで世界の温室効果ガス排出量の約4割を占める。ケリー氏は排出量が最も多い中国に「大幅な追加措置」(米国務省)を求める構えだ。

 中国外務省によると、ケリー氏は中国に17日まで滞在し、同国の気候変動担当特使である解振華氏と会談する。外交政策を統括する楊潔※(※竹カンムリに褫のつくり)共産党政治局員や王毅外相と意見交換する可能性もある。

 日米欧が2050年までに二酸化炭素(CO2)を含む温室ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げる一方、中国は10年遅い60年までのCO2排出ゼロを目指しており、ケリー氏は中国に排出削減ペースの加速を促す方針。中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を通じた石炭火力発電所の建設や、化石燃料補助金も懸案となっている。

 バイデン大統領と菅義偉首相は米首都ワシントンで16日に首脳会談を行い、気候変動分野では新興国のエネルギーインフラ整備を支援する枠組みの強化で合意する見通し。リベラル系シンクタンク、アメリカ進歩センターは「直前に行われる米中協議の成果が際立てば、日本は想定外に踏み込んだ対応を迫られる」と分析している。 

このニュースに関するつぶやき

  • あらあら。 韓国さんの大好きツートラックって奴かな? 経済と気候変動は別物。 まあ地球規模の件だからアリはアリかな?
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  • 記事と関係ない話をしてでも叩かずには居られないトランプ信者が痛いw
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