目の水晶体、透明化の謎解明=酵素で細胞小器官分解―東大

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2021年04月15日 00:30  時事通信社

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写真生後9カ月のマウスの目の水晶体。正常な水晶体は透明(上段)だが、細胞小器官の分解酵素を生み出す遺伝子が欠損すると濁る(水島昇東京大教授提供)
生後9カ月のマウスの目の水晶体。正常な水晶体は透明(上段)だが、細胞小器官の分解酵素を生み出す遺伝子が欠損すると濁る(水島昇東京大教授提供)
 目でレンズの役割を果たす水晶体が胎児でできる過程で、すべての細胞小器官が分解されて透明になる仕組みを解明したと、東京大の水島昇教授や森下英晃客員研究員(順天堂大講師)らが14日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。細胞核だけでなく小器官が分解される現象は100年以上前から知られるが、具体的な仕組みが謎だった。

 小魚やマウスの実験により、細胞質にある脂質分解酵素がさまざまな小器官の膜に結合して破裂させ、分解に至ることが判明した。水島教授は「赤血球や皮膚(表皮)の角化細胞でも細胞核や小器官がなくなるので、この酵素が働いているかもしれない」と話している。 

このニュースに関するつぶやき

  • 細胞小器官の脂質膜が溶けて透明になるのか…知らんかった。そして、まだまだ解っていることの方が少ないんだな。甲殻機動隊の世界が実現するまで、あとどれくらいかかるんだろう…
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  • これ、白内障を根治させる治療法の開発に繋がる大発見だぜ
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