抜け落ちた自分の髪の毛を1年間集め続けた女性 エクステを作り上げヘアドネーションへ(豪)<動画あり>

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2021年04月15日 06:11  Techinsight Japan

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抜け落ちた自分の髪の毛でエクステを作り始めた女性(画像は『cocolee379 2021年3月15日付TikTok「#fyp #hairchallenge #haircollecting #perthisok #viet」』のスクリーンショット)
このほどオーストラリア在住の女性が、抜け落ちた自身の髪の毛を拾い集めてオリジナルのヘアーエクステンションを作り上げた。通常は1日で50〜100本ほど抜け落ちているという髪の毛を、1年以上かけて根気よく集め続けたという。市販の物と遜色のない仕上がりに、フォロワー達も驚いている。『Mirror』などが伝えた。

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オーストラリア在住のTikTokユーザー「cocolee379」という女性の挑戦は、1年以上も前から始まった。女性は床やシャワー室、服に付いた髪の毛など自分の落ちた髪の毛を見つけ次第、それらを全て拾い上げ袋に集めていった。

ある程度髪の毛が集まってくると、1本ずつ袋から取り出し、用意した粘着テープに丁寧に貼り付けていく。気の遠くなる作業だが、女性は毎日欠かさず髪の毛を集め続けた。

またどんなに丁寧に髪の毛を1本ずつテープに貼り付けていっても髪の毛は絡まってしまうそうで、女性は作りかけのエクステを毎日櫛で梳かしてサラサラの状態を維持した。

フォロワーがコンディショナーで髪の毛をケアしているかを尋ねると、女性は「抜け落ちたものだから、梳かしているだけですよ」と答えており、特別なケアはしていないと明かした。

拾い続けて100日が経つと、スカスカだったテープには髪の毛がぎっしりと貼り付けられており、立派なエクステが完成した。見た目もキレイなストレートで、すぐにエクステとして使えそうだ。


髪の毛の本数が増えてくるとテープに貼り付ける場所が無くなってくるので、別のテープを用意してそこに付けていき、それらのテープを重ねていくことでボリュームを出している。

その後も女性はさらに髪の毛を集め続け、1年が経つ頃にはエクステは2束目に突入し、ボリューミーに仕上がった。そして自身の髪の毛で作られたエクステを使い、女性はキレイなポニーテール姿も披露している。


女性は自身で髪の毛の数を数えていたようで、1日で40〜200本の髪の毛が落ちていると話している。1年での合計は単純計算で最大7万3千本にもなる。この数を見るとそんなに髪の毛が落ちたのかと心配になるが、髪の毛は抜けては生えての繰り返しなので、1年以上経過しても女性の見た目は変わっていない。

女性の類を見ないチャレンジに、フォロワー達は「私にこれを続ける根気は絶対にないね」「やってみたいけど面倒くさがりだから絶対に続かないな」と女性の忍耐強さに驚く声や、「こんなに抜け落ちているのに、髪の毛が減らないのが不思議」「これを見ていると一生禿げない気もする」など、普段目にすることのない抜け落ちた髪の毛の量に驚嘆する声も寄せられている。

ちなみに女性は「集めた髪の毛はがん患者の人のために寄付したい」と明かしており、ヘアドネーションを考えているようだ。



画像は『cocolee379 2021年3月15日付TikTok「#fyp #hairchallenge #haircollecting #perthisok #viet」、2020年10月4日付TikTok「some ppl will say its fake」、2021年3月4日付TikTok「an update month 12」、2021年4月9日付TikTok「#hairchallenge #haircollecting #homediy duet with me if ur collecting ur fall hair」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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