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「背中のたるんだハミ肉を、なんとかしたい」と考えている方も多いと思います。体型改善の専門家であるパーソナルトレーナーの筆者が、背中のムダ肉をすっきりさせるためのエクササイズをご紹介します。
■「肩甲骨」を十分に動かさないとムダ肉に!?
![「肩甲骨」を十分に動かさないとムダ肉に!?](https://tsuyaplus.jp/wp-content/uploads/2021/04/Human_Rib_Cage_Spine_Calvicle_and_Scapula_Bones_Anatomy_01_White.G09-e1617637179666-300x293.jpg)
背中には「肩甲骨」という骨があります。肩甲骨は、腕を上げたり胸を張って姿勢を保持したり、何かを押す時など、肩周辺のさまざまな動きに関与する重要な骨です。
背中の多くの筋肉は、肩甲骨を動かすことに関わっています。つまり、肩甲骨の動きが悪いということは、肩甲骨周りの筋肉が衰えてきている可能性が高いと考えられます。
特に40代以降は、筋肉量の減少が目立ちやすくなります。筋肉量が少なくなるということは脂肪が増えやすくなるということでもあり、余計に背中のムダ肉が目立つようになってしまうのです。
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■肩甲骨を動かす筋肉とは?
肩甲骨の筋肉が大きく関わる動きが「内転」です。内転とは、肩甲骨を背中で寄せ合って胸を張る動きになります。
![内転をする時は、背中のなかでも大きな筋肉である「広背筋」や「僧帽筋」、その下にある「菱形筋」などを使います。これらは日常生活ではあまり使わない筋肉のため、意識してこの部位を動かすことで鍛えることができます](https://tsuyaplus.jp/wp-content/uploads/2021/04/3ec7fc75721f23258741c0cb27407896-300x200.jpg)
内転をする時は、背中のなかでも大きな筋肉である「広背筋」や「僧帽筋」、その下にある「菱形筋」などを使います。これらは日常生活ではあまり使わない筋肉のため、意識してこの部位を動かすことで鍛えることができます。
■座ったままできる「肩甲骨内転エクサ」
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肩甲骨の内転を行うためのエクササイズをご紹介します。
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(1)背筋をまっすぐ伸ばします。
![前ならえをするように腕を真っ直ぐ前に伸ばし、肩甲骨を寄せるように腕を引いて胸を張ります。肘を引く時は息を吸いながら行ってください](https://tsuyaplus.jp/wp-content/uploads/2021/04/771b1d441f5d6fe06d975d12110eba1a.jpg)
(2)前ならえをするように腕を真っ直ぐ前に伸ばし、肩甲骨を寄せるように腕を引いて胸を張ります。肘を引く時は息を吸いながら行ってください。その状態で1秒ほどキープします。
![腕を前に押し出して背中を丸めます。肩甲骨を前に押し出すようなイメージです。腕を前に押し出す時は、息は吐きながら行ってください](https://tsuyaplus.jp/wp-content/uploads/2021/04/383a522e6c56522a3294b94247987085.jpg)
(3)腕を前に押し出して背中を丸めます。肩甲骨を前に押し出すようなイメージです。腕を前に押し出す時は、息を吐きながら行ってください。
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(4)(2)〜(3)の動作を15回繰り返しましょう。
仕事のちょっとした合間にも気軽にできるエクササイズです。背中の筋肉を鍛えて、たるんだ背中を引き締めましょう!
(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)