阪神・佐藤輝が2試合連発「ただ者じゃない」金村氏は打撃分析&大絶賛

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2021年04月16日 06:42  ベースボールキング

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阪神・佐藤輝 (C)Kyodo News
◆「OP戦のような活躍しますよ」

 首位阪神の勢いが止まらない。低空飛行が続いていた主砲・大山悠輔に待望の今季1号ホームランが飛び出すと、ドラフト1位ルーキーの佐藤輝明は2試合連発の5号2ラン。広島を本拠地に迎えた今カードは投打がバッチリ噛み合い、貯金を「9」に増やした。

 虎党が駆けつけた甲子園はいきなり沸いた。初回二死一塁で大山が打席に入ると、カウント3-2から低めの変化球に泳がされながらも左翼席へ先制2ラン。今季68打席目にして主砲から待望の一発が飛び出した。

 さらに4回無死一塁の場面で、今度は6番・佐藤輝がカウント1-1から相手先発・床田寛樹が投じた内寄りの速球を強振。強烈な打球音を響かせた弾丸ライナーは歓声とともにバックスクリーンへ飛び込む2試合連続の5号2ランとなった。

 サンズと並んでチームトップタイの5号弾を放った佐藤輝について、15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた金村義明氏は「開幕2カード目のカープ戦から森下と床田にガタガタに崩されたわけですよ。それの折返しで昨日は森下からホームラン、きょうは床田から…。もうただ者じゃない!」と、前回対戦で抑え込まれた両腕を攻略したルーキーを絶賛した。

 一時は打率1割台に低迷するも、本拠地ファンの前で連日のアーチ。金村氏は「インコース攻めをもの凄く意識するあまり、打てないところを打ちに行ってた。それを少しづつ待てるようになってきた」と佐藤輝の状態を分析。「ストライクさえ打てばオープン戦のような活躍しますよ」と、ドラフト制後では新人史上初となるオープン戦本塁打王に輝いたスラッガーに太鼓判を押した。

 また、「バックスクリーン、左中間、振り遅れてレフトに打てるバッターですから。振り遅れてレフト(スタンド)に打った時はホンモノですよ」と、さらなるアーチ量産にも期待。無限のポテンシャルを秘める背番号8の姿に、終始興奮した様子で語っていた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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