Apple Arcadeは、動画配信や音楽配信ではおなじみになった「毎月定額で楽しみ放題」というスタイルを取り入れたサブスクリプションサービス。月額600円の料金で180種類以上のゲームが遊び放題になります。現在主流の「基本無料」のゲームアプリでわずらわしいと感じさせる「広告」「課金」「暴力的な表現や性的描写」を排除しており、子どもにも安心して楽しんでもらえます。
Apple Arcadeは、同じゲームをiPhoneやiPad、Mac、Apple TVなど複数のデバイスで遊べるのも特徴。ゲームの進捗状況はiCloud上に保存されるので、「電車に乗っている時にiPhoneで遊んでいたゲームの続きを、自宅のiPadやApple TV、Macで楽しむ」といったことが手間なくスマートにできます。
それが、ゲームセンターなどで人気のリズムアクションゲーム「太鼓の達人 Pop Tap Beat」、プレイステーションシリーズでおなじみの定番ゴルフゲーム「みんなのGOLF」を開発したクラップハンズが手がける「CLAP HANZ GOLF」、家庭用ゲーム機で数多くのゲームをリリースしているプラチナゲームズのオリジナルタイトル「World of Demons - 百鬼魔道」などです。日本のデベロッパーが開発を担当したメジャータイトルが加わることで、Apple Arcadeのラインナップがグッと厚くなった印象を受けます。
App Storeの有料アプリをついにApple Arcadeで解禁
さらに注目したいのが、新たに「App Store グレイツ」と「クラシックコレクション」の枠を追加し、すでにApp Storeで提供されている人気アプリをついにApple Arcadeで解禁したことです。
App Store グレイツは「Monument Valley+」や「Threes!」、「Chameleon Run+」など、過去にエディターズチョイスを受賞したApp Storeの名作ゲームをArcadeでも遊べるようにしたもの。オリジナル版は有料のアプリでも追加購入なしでプレイでき、広告や追加の課金要素が設けられていたアプリもApple Arcadeの基準に合わせてなくしています。