LVMH、2021年1〜3月はコロナ前から増収 ファッション&レザーグッズが好調

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2021年04月17日 11:22  Fashionsnap.com

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今年3月にオープンし話題を集めたルイ・ヴィトン 銀座並木通り店 Image by: FASHIONSNAP.COM
LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン グループが、2021年第1四半期の売上高が新型コロナウイルス流行前の2019年度の同期実績を超えたと発表した。「ディオール(DIOR)」などを擁するファッション&レザーグッズ部門が好調に推移し、「成長が戻った」と見解を示した。

 総売上高は139万5900万ユーロ(約1兆8000億円)で、前年同期比で32%増、2019年同期比でも8%増加した。前年同期比52%と最も伸び率が良かったファッション&レザーグッズ部門は、アイコンバッグの「レディ ディオール(Lady Dior)」などが人気のディオールや「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「セリーヌ(CELINE)」などが好調だったという。日本では「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が今四半期に銀座並木通り店をリニューアルオープンし話題を集めた。今年1月に「ティファニー(Tiffany & Co.)」を買収し傘下に収めた時計・宝飾品部門は、前年同期比35%増となった。ヨーロッパと米国でヘネシー コニャックの販売が好調だったワイン&スピリッツ部門は36%増、パフューム&コスメティックス部門は5%減となった。
 市場別では米国とアジアで成長したが、ヨーロッパはパンデミックに伴い一部店舗の閉鎖が続いており、マイナス影響を受けているという。
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