上田竜也、KAT‐TUN 15周年 3人のテーマは「感謝を伝えよう」 櫻井翔との初芝居への思いも

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2021年04月17日 14:11  クランクイン!

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写真ドラマ『ネメシス』で上田竜也演じる星憲章(左)と、櫻井翔ふんする風真尚希 (C)日本テレビ
ドラマ『ネメシス』で上田竜也演じる星憲章(左)と、櫻井翔ふんする風真尚希 (C)日本テレビ
 ドラマ『節約ロック』(日本テレビ系)での主演や、ミュージカル『Endless SHOCK ‐Eternal‐』出演など、近年、俳優としての活躍も著しいKAT‐TUNの上田竜也。広瀬すずと櫻井翔が探偵バディ役でダブル主演を務めるドラマ『ネメシス』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)では、依頼されたモノは何でも作る超職人気質な謎の道具屋を演じる。KAT‐TUNデビュー15周年という記念すべきタイミングに、“アニキ”と慕う櫻井と芝居で初共演する思いを尋ねると、櫻井やファンに対する真摯(しんし)な感謝の思いが返ってきた。

【写真】上田竜也演じる星憲章の部屋 「テンションが上がりました」と上田も驚くほど作り込まれている

■“人を信用しないところ”は似ているかも

 入江悠総監督の下、映画スタッフが集結する本作は、天才助手・美神アンナ(広瀬)とポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー。上田は、アンナと風真の推理をサポートする便利な道具を作り出し、まるで未来のネコ型ロボットのような活躍をする星憲章にふんする。

 「アキバっぽいオタクなど自分の中で何パターンか考えていきましたが、現場では監督の要望もあり、愛想の悪いバイク屋の親父みたいなぶっきらぼうなキャラクターになりました。自分とは近いなとは思いますね。あと、人を信用しないところは似ているかも。信用できると思ったら近くなりますけど、そもそも仲良くなろうと思わないタイプ。そういった面では、星がアンナに初めて出会う時の感じは普段の自分と近いかもしれません。逆に星のように自分の好きなものを飾ったり、“コレを集めたい”といったコレクター気質は、自分にはあまりない部分ですね」。

 映画『銀魂』シリーズのチームが美術を担当していることもあり、星の仕事現場のセットは入江総監督も「感動の色が隠せなかった」というほどのクオリティーで、上田自身も驚いた。

 「ドラマとは思えないくらいの豪華さで、テンションが上がりました。一つの城みたいな感じで。絶対映らないところまで細かく作られていて、すごく楽しい場所でした。星はしゃべりながらはんだごてなどを使ってリアルにモノを作っているので、何が出来上がるのか、そこは注目してほしいです。はんだごては難しくて、ずっといじっていましたね。現実でもあんな秘密基地みたいな場所があると興奮しそう」。

■櫻井翔からのメッセージ「一緒に芝居という面で暴れましょう」

 上田が“アニキ”と公言して慕う櫻井とは、芝居では初共演となる。『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系/毎週木曜22時)の収録後に事務所で今回の出演を聞き、櫻井に連絡したというが、それ以降はある思いから控えたという。

 「連絡させていただいたら、『一緒に芝居という面で暴れましょう』とおっしゃっていただいて。今回は芝居なので、アニキと俺の関係性はあまり関係ないものだったりします。だから、そこに甘えてはいけないと思って。アニキだけではなく、すずちゃんをはじめ共演者の方と、役者としてどう向き合って現場にいるかが、作品にも良い影響をもたらすと思いました」。

 そう公言するよう、現場では櫻井と一役者として向き合っている上田。対峙(たいじ)して気付いた櫻井の役者としての魅力を問うと、「何と言ったらいいのか分からないんですが、持っている雰囲気や芝居のナチュラルさは独自のものがあり、すてきだと思います」と返答が。「特に『家族ゲーム』(フジテレビ系)が好きで。毎回、アニキの個性を出したアニキしかできないキャラクター作りが魅力的で、今回の風真もアニキの持つかわいらしさが、役として出てきていて素晴らしいです。空気の作り方やみんなを引っ張っていく姿勢とか、元々天性のものなのかなと思いますね」。

 上田にとって改めて櫻井はどんな存在かと聞くと、「感謝の人」と即答。「何気なくしていただいた優しさが自分の中ですごく染みて。そこの恩義という面ではこれからも変わることはないでしょうね。KAT‐TUNの15周年というタイミングで、このドラマに関われたことはよい巡り合わせだと思うし、すごくうれしいです」と感謝の思いを明かす。

■KAT‐TUN 15周年 3人のテーマは「感謝を伝えよう」

 これまで紆余(うよ)曲折あったKAT‐TUN。デビュー5周年は東日本大震災の余波を受け、自身初の5大ドームツアーと野外ライブが延期になり、デビュー10周年はアニバーサリーツアーを開催するもその後、充電期間へ入りそれぞれソロ活動に専念することになったが、15周年となる今年は3月から全国ツアー「15TH ANNIVERSARY LIVE KAT‐TUN」を開催中。3月20日〜22日の東京・国立代々木競技場第一体育館での公演は緊急事態宣言延長に伴い中止となったが、22日のデビュー記念日は無観客での配信ライブを行った。

 「僕たちは5周年、10周年をうまくやることができず、ファンの方に“感謝”をうまく伝えられてなくて。でも15周年となる今年は、配信という形で普段より多くの方に届けることができた。そういう点では、この状況の中ですが、俺たちにとってはすごく明るい話だったのかなと思います。この1年、いろんな形でファンの方に楽しんでもらおう、感謝を伝えようというのは、僕たち3人のテーマ。その1つとして『ネメシス』も楽しんでいただけると、すごくありがたいです」。

 また、「15TH ANNIVERSARY LIVE KAT‐TUN」のリハーサルでは、これまでのKAT‐TUNの歴史を感じることも多かったそうで、「ライブのリハで音源を流しますが、6人の時に歌っていたものはその当時のまま流れるんです。6人の声だからすごく感慨深く感じましたね」と振り返る。

 15年間、さまざまな経験を積んできた上田だが、3月末に千秋楽を迎えた『Endless SHOCK ‐Eternal‐』は、座長・堂本光一の下、エンターテイナーとして新たなものを学び、つかんだ感覚があったという。

 「客観的に成長したという自負はないけど、気付かないところでどんどん変わっていくのは確かだと思います。成長できているのか、気付くのはこれから。『SHOCK』は本当にエンターテインメントだから、自分のエンターテインメント性がどう変わっているのか、今後変化を感じられるのは楽しみではありますね。その経験をさせてくださった皆さんには感謝です」とりりしい表情。自分の中の芯をぶらさず、大事な人たちに感謝の思いを返し続ける男らしい部分が、上田を役者として、アイドルとして、エンターテイナーとして、高みに押し上げているのだろう。(取材・文:高山美穂)

 ドラマ『ネメシス』は、日本テレビ系にて毎週日曜22時30分放送。
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