「ルンバ」販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種

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2021年04月17日 16:32  日刊SPA!

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日刊SPA!

写真※写真はイメージです(以下同)
※写真はイメージです(以下同)
―[家電屋さんのトリセツ]―

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。

◆ルンバの正しい選び方は?

 前回は「iRobotのルンバ以外のロボット掃除機」のオススメとオススメできないアイテムを紹介したので、今回はルンバの中から「販売員が買っている&絶対買わない機種」をそれぞれお伝えしたいと思います。

 私が調べたところによると、ロボット掃除機の中でルンバのシェアは50〜60%程度あるようです。ルンバは知名度がありますし、ラインナップも豊富。搭載されているAIも全体的に優秀で、素早く無駄なく掃除してくれるので、多くのお客さまが愛用していると思います。

 とはいえ、その性能は価格帯によってさまざま。ルンバの安いモデルは3万円程度で購入できますが、高級モデルともなると20万円近くするものもあります。

◆10万円以下で最高コスパの実力派

 価格と性能のバランスを考慮したときに、コスパが最強だと感じたのが「ルンバ i3+」になります。

 ’21年2月26日に発売されたばかりのルンバ i3+は、実勢価格が9万6000円程度。高いと感じるかもしれませんが、「クリーンベース」と呼ばれる自動ゴミ収集機を備えたモデルで、10万円を切っていて実はコスパは高め。

 ルンバ本体に溜まったゴミを自動で排出してくれるうえ、最大60日分のゴミを収集できるので、ゴミ捨ての手間が省けます。

 いちばん安価なルンバの600シリーズと比較すると、吸引力は約10倍と強力。「AeroForce 3段階クリーニングシステム」で微細なホコリや花粉をフィルターで除去してくれますし、2本のゴム製デュアルクッションブラシで細かなゴミも逃しません。

 さらに高性能なフロアトラッキングセンサーで、移動距離を把握しながら部屋の隅々まで掃除してくれます。

 また、アプリの「iRobo HOME」によるスマートフォンでの操作に対応。アプリを使って清掃する部屋の選択やスケジュールの設定などをカスタマイズできるほか、外出先からも清掃を始められます。

◆お財布にもやさしいエントリーモデル

 初めてロボット掃除機を購入する方には、2位に選んだエントリーモデルの「ルンバ e5」がオススメです。

 ’18年10月発売と、今回セレクトしたルンバの中では発売時期が古いですが、実勢価格が4万5000円程度と財布に優しいです。

 それに発売時期が古いといっても、当時のハイエンドモデルなので性能は十分。

◆ダクト容器の手入れも簡単

 吸引力は600シリーズの約5倍ありますし、先ほど紹介したAeroForce 3段階クリーニングシステムやゴム製デュアルクッションブラシも搭載しています。

 価格がお手頃な分、複数の部屋の掃除はちょっと苦手ですが、部屋ごとに使えば問題ありません。

 洗えるダスト容器でお手入れが簡単ですし、スマートフォンからも操作できるので、スケジュール管理はもちろん、清掃状況や清掃履歴の確認も行いやすいです。

◆最新機能搭載の最上位モデル

 3位にはすでにロボット掃除機を愛用していて買い換えを検討している方に向けて、’20年2月28日発売の「ルンバ S9+」を選びました。

 実勢価格が約17万円程度と非常に高価ですが、家の中の環境を正確にマッピングして学習する、独自の「vSLAM ナビゲーション」を搭載した最上位モデルになります。

 吸引力も非常にパワフル。600シリーズと比べて約40倍にアップしているうえ、床の素材を検知して吸引力を自動で最大まで調整するパワーブースト機を搭載。

 2本のゴム製デュアルアクションブラシも従来品と比べて幅が30%広くなっていて、カーペットに絡み付いたゴミなどもしっかりキャッチしてくれます。

 グリーンベース付きでお手入れが楽なのもうれしいですね。

◆部屋の角の掃除も問題なし

 ほかにも本体のデザインに、新設計となるD型シェイプの「ウルトラエッジデザイン」を採用しているのもポイント。

 従来の丸型よりも、部屋の角などの掃除も行いやすく進化しています。

 カーペットやフローリング、そして複数の間取りなどオールマイティに対応してくれる、まさに最強のロボット掃除機といえるでしょう。

◆残念な点が目立つ非推奨機種

 逆にオススメできないのが、’20年2月に発売された「ルンバ 671」になります。

 実勢価格が4万4000円程度と、ルンバの中でも非常にリーズナブルなのですが、性能も価格相応で控えめ。600シリーズなので、ほかのモデルと比べて吸引力が劣ります。

 価格の近いルンバ e 5と比較しても、メインブラシに髪の毛などが絡みやすくてメンテナンスが面倒。ダストカットフィルターが採用されておらず、ハウスダストなどをキャッチできないなど、イマイチな点が目立ちます。

 ルンバ 671を購入するなら、多少古いモデルでもルンバ e5を購入するのがベストでしょう。

◆店頭で起動を確認したほうが安心

 ロボット掃除機を購入するときは、家電量販店で実際に動いているところをチェックしたほうが安心です。

 ただし、店舗によっては展示していないこともあるので、事前に確認しておきましょう。

 決して安い買い物ではないので、ぜひじっくりと検討したうえで決めてもらえればと思います。

◆〈ルンバのロボット掃除機BEST3〉

▼1位 iRobot「ルンバ i3+」 実勢価格:約9万6000円
10万円を切るモデルながら、クリーンベース付きでコスパが最強。最大60日分のゴミを収集できるので、ゴミ捨ての手間が省けますし、吸引力などの基本性能も申し分なしです

▼2位 iRobot「ルンバ e5」 実勢価格:約4万5000円
発売時期が少し古いですが、当時のハイエンドモデルなので現役で使えます。複数の部屋の掃除はちょっと苦手なので、部屋ごとに掃除するようにすれば弱点も気になりません

▼3位 iRobot「ルンバ S9+」 実勢価格:約17万円
新設計のウルトラエッジデザインを採用した最上位モデル。非常に高価ですが、独自のvSLAM ナビゲーションやパワフルな吸引力など、性能は折り紙付きです

◆〈ルンバのロボット掃除機のWORST〉

▼1位 iRobot「ルンバ 671」 実勢価格:約4万4000円
リーズナブルなモデルですが、そのぶん性能も値段相応。ほかのモデルと比べて吸引力が劣りますし、同じ価格帯のルンバ e 5と比較してもイマイチな点が多い印象です

―[家電屋さんのトリセツ]―

【家電量販店のスズキ】
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす
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