『機動戦士ガンダム』実写映画化に早くも心配、トラウマ蘇る伝説の“ケツアゴシャア”

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2021年04月17日 21:00  週刊女性PRIME

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写真『機動戦士ガンダム』の実写映画の製作が発表されたが……
『機動戦士ガンダム』の実写映画の製作が発表されたが……

 今なお熱い人気をほこる日本のアニメ『機動戦士ガンダム』が実写映画化し、Netflixで配信されることが発表された。監督は『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ヴォート=ロバーツ。脚本は『LOST』シリーズやマーベルコミック関連のドラマなどを手がけるブライアン・K.ヴォーンが担当する。キャストやストーリーはまだ発表されていない。

「ガンダムの実写化の企画は、ガンダムを製作するサンライズとアメリカの映画会社レジェンダリー・ピクチャーズが提携し、数年前から進んでいたそうで、監督や配信元などが具体的に決まってきたということでの発表されたようです」

 と語るのは、ある映画ライター。

最新技術は期待できるが、果たして…

 レジェンダリー・ピクチャーズはアメリカのSF怪獣映画『パシフィック・リム』シリーズなどでも有名で『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』や、5月14日に公開を控えている『ゴジラVSコング』、さらに『名探偵ピカチュウ』も手がけるなど、日本の人気キャラクターコンテンツを題材にした作品も複数製作してる。そのため、「ゴジラやポケモンシリーズに続く、日本の主要なコンテンツであるガンダムシリーズに乗り出した流れがある」(前出・映画ライター)という。

 元々のキャラクターイメージをベースした上で、最新の3DCGでキャラクターに新たな魅力を吹き込んできたことから、ガンダムにも最新技術と新たなスタイルでの展開が期待できそうだ。前出のライターが続ける。

「ガンダムなどのモビルスーツはCGで、クルーなどを俳優が演じるというものになるでしょうね。『ゴジラVSコング』に小栗旬が出演していますが、日本の人気俳優の出演や、日本語吹き替え版で、アムロ役の古谷徹さんやシャア役の池田秀一さんの起用など、日本のファンに向けたサービスもいろいろ考えられそうです。ただ、ゴジラやポケモンに比べると、ガンダムはアメリカでは誰もが知っているキャラクターやストーリーという感じではありません。それゆえに新たな解釈で大胆に作れるという面もあるかもしれません」

 そもそも“ガンダムの実写化”は、日本のファンからすると、なかなか思いきった発想だと感じる人もいるだろうが、実写化にはどんな可能性が秘められているのだろうか。

「お台場に建てられた実物大の立像や、横浜に立てられた動く実物大ガンダムなど、スケール感など実写化のイメージはこれを基準にしやすい面はあります。さすがにこういったものをセットとして製作し撮影することはないでしょうけれども(笑)」

 とアニメ関係者。またキャラクター人物を実際の俳優が演じることになると思われるが、一部のオールドファンによると“あるトラウマ”が蘇りつつあるという。

「90年代にプレイステーションのソフトとして発売されたガンダムのゲームが、伝説になっているんです。ガンダムなどはCGで再現、そこに実写を組み合わせた、まさに今回の映画のご先祖さまのような存在でもありますが、実写パートを演じた無名の外国人俳優たちが今なお語り草になっています」(同関係者)

 原作アニメをなぞった実写化なだけに、そのイメージから大きくかけ離れたキャスト陣は、違和感でしかなかった。中でもファンに衝撃を与えたのは、歴代アニメキャラの中でも屈指の魅力を持つ、シャア・アズナブル役の俳優の出で立ちだという。

ほかにも実写版ドラマもあった

シャアの精悍なイメージとは大きくかけ離れ、アゴがパックリ割れたガッチリした男性が演じていて、ヘルメットとマスクをしているものの、どうしてもアゴに目がいってしまう(笑)。アメリカでガンダムの実写映画製作のニュースを知って、“ケツアゴシャア”を思い出したファンは多かったようです。映画ではそういった事態を避けるためにも、オリジナルのストーリーとキャラクターにできるだけ近づけたほうがいいような気がします」(前出)

 

 実は、実写を取り入れたガンダムはゲームソフトだけでなくほかにもある。ガンダム20周年記念作品として、2000年に日本でも放送された『G-SAVIOUR』という、カナダとの共同製作の単発テレビドラマだ。

 ガンダムシリーズの宇宙世紀上で、現時点で最も未来となる宇宙世紀0223年を舞台にした作品となっている(いわゆる「ファーストガンダム」は0079年)。前出のアニメ関係者は言う。

「プレステのケツアゴに比べれば、実写パートの違和感はあまりない作品でした。CGのクオリティも当時としては非常に高いものだと思います。ですが、肝心の主人公機のガンダムが地味で全体的にメリハリもなく、演出が薄い印象でした。ガンダムを見ているというよりも、別のSFアクションを見ているような感じです。そのためか、のちに派生シリーズも製作されず、ガンダム関連の書籍などで扱われる機会も少ない作品になってしまっています」

 “ケツアゴシャア”と不名誉な名前を付けられた実写版ゲームソフトに、印象の薄い実写ドラマ。そんな中での実写版映画の製作発表。今度こそファンを裏切ることはできないプレッシャーを抱えていると想像する。

「ガンダムの実写というのは、鬼門のような印象がありますが、ゴジラシリーズのクオリティが非常に高いことから“今度こそは”という見方もあります。だけど、『名探偵ピカチュウ』に登場したポケモンたちも、一部ファンから“そうじゃない”という描かれ方をしたのも事実なわけで(笑)。ガンダムではどんなモビルスーツが描かれ、どんなキャストが登場するのか、期待せず待ちたいところですね」(前出)

 たとえどんなにヒットしたとしても、原作を超えるのは難しいところ。壮大な「黒歴史」作品とならないことを祈る。

〈取材・文/渋谷恭太郎〉

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  • 『ガンダム』はお子様向けのお話じゃなかったトコロが評価された作品なので米国TVドラマ流にダークで大人の雰囲気を出せば良いと思います。
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