阪神・佐藤輝、中野の活躍の陰で…高山、北條、中谷は「トレード要員」か

13

2021年04月18日 11:00  AERA dot.

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AERA dot.

写真好調の佐藤輝明選手(c)朝日新聞社
好調の佐藤輝明選手(c)朝日新聞社
 開幕から首位を快走する阪神の立役者がスラッガーのドラフト1位・佐藤輝明、俊足巧打で評価を高めているドラフト6位・中野拓夢だ。

【写真】もっと評価されるべき!阪神の「隠れた名将」といえばこの人!

「佐藤は身体能力が高いが、プロの一線級の投手に対応するのは、少し時間がかかると思っていたので想像以上ですね。中野は春季キャンプから評価が高かった。ミート能力が高く、直球を引っ張れる力強さも兼ね備えている。ドラフト6位まで残っていたのが不思議なぐらいですね。遊撃の守備も堅実で、木浪聖也からレギュラーを奪う可能性は十分にあります」(スポーツ紙阪神担当記者)

 佐藤はオープン戦で打率.361、12球団トップの6本塁打を放ったが、シーズンに入ると他球団も徹底マークする。執拗な内角攻めで打率1割台と苦しんだが、早くも対応しつつある。今月9日のDeNA戦(横浜)で横浜スタジアムの右中間に場外アーチを放つと、14日の広島戦(甲子園)で森下暢仁のカーブに泳ぎながらも右中間に運ぶ甲子園初アーチ。15日の同戦でも左腕・床田寛樹の直球をバックスクリーンにぶち込んだ。詰まって鈍い音がしたにもかかわらず、規格外のパワーで飛ばした2試合連続アーチに球場がどよめいた。阪神の新人で4月末までに5本塁打を放ったのは、2リーグ分立制以降史上初の快挙だった。

 中野も負けていない。シュアな打撃で、パンチ力もある。遊撃でも守備範囲が広い上に手堅い。開幕1軍入りし、途中出場で5割を超える打率をマークすると、10日のDeNA戦(横浜)から木浪を押しのけて、「8番・遊撃」で4試合連続スタメン出場。11日の同戦でプロ入り初の猛打賞をマークすると、14日の広島戦(甲子園)で4回に右翼線三塁打、6回にも一塁線を破る二塁打とダイヤモンドを疾走した。15日現在で24打数12安打、打率.500と打ちまくっている。

 新戦力の台頭で苦しい立場に追い込まれたのが、かつての「スター候補」たちだ。佐藤と同じ外野手で、16年に新人王を獲得した高山俊は右足を開いて構えるオープンスタンスの新打法で今年に臨んだが、開幕1軍メンバーから漏れ、ファームでも打率が1割台を切る状態と苦しい。17年に20本塁打をマークした和製大砲・中谷将大もファーム暮らしが続いている。18年から出場試合数が3年連続で80試合を切り、昨年も87打席のみと存在感が薄くなっている。

 北條史也は1軍メンバーだが、今季は6試合の途中出場にとどまっている。高卒4年目の16年に122試合出場で打率.273、5本塁打と遊撃のレギュラーをつかんだかに見えたが、その後は故障や守備でのミスが目立ち、出場機会が減少。昨年は木浪、小幡竜平の台頭もあり40試合出場で打率.192、2本塁打と悔しい結果に終わった。

「高山はドラフト1位で獲得した選手なのでなかなかトレードに出しづらいと思うが、環境を変えた方が良いと思う。ファームでもこれだけ打てないのは技術以外にも要因があるように感じる。外野の層が薄い西武、地元のロッテの方がチャンスは多い。中谷は28歳、北條は26歳と本来は伸び盛りの時期で伸び悩んでいるのが歯がゆい。中谷の場合は外野に佐藤、近本光司、サンズ、新外国人のロハス、ベテランの糸井嘉男がいる。パリーグは右の長距離砲を重宝するので可能性を感じます。3人は生え抜きの人気選手ですが、今のままでは厳しい。投打でタレントはそろっているが、欲を言えば右のセットアッパーが欲しい。巨人が昨季のシーズン途中に楽天からトレードで獲得した高梨雄平が優勝の原動力になったケースもある。阪神がシーズン中に戦力補強に動く可能性はあると思います」(スポーツ紙デスク)。

 高山、中谷、北條が再び輝くのは阪神の縦縞のユニフォームか、それとも――。(梅宮昌宗)

このニュースに関するつぶやき

  • 阪神さんエドワーズ貸してくれへんか。 https://mixi.at/a6KKjG4
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • 巨人と違い阪神は戦力になりそうなのは囲っておくので出さないでしょうよ
    • イイネ!3
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(8件)

ニュース設定