オリックス・中嶋監督「切り替えてやっていくしか」宮城の力投虚しく逆転負け

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2021年04月18日 18:02  ベースボールキング

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● オリックス 2 − 3 ロッテ ○
<6回戦・京セラD大阪>

 オリックスは高卒2年目の左腕、宮城大弥が6回2/3を114球、4安打、8奪三振、1失点と好投するも痛恨の逆転負け。1点リードの9回に登板したヒギンスが1安打4四球2失点の大乱調で星を落とした。チームは引き分けを挟んで4連敗。5カード連続で勝ち越しがなく、先週に続いてまたもや宮城の好投に応えられなかった。

 宮城は「初回、先頭打者の初球に捉えられたと思ったんですが、それが1球でアウトになってくれて、その後から落ち着いて投げられたと思います。スライダーが抜けたり、引っ掛けたりすることもあって、球数が多くなってしまったところは反省点ですが、要所では打ち取れたり、三振も取れていましたし、全体的にはバランスよく投げることが出来たと思います」と降板後に自身の投球を振り返った。

 中嶋聡監督は試合後、「(ヒギンスに)9回を任せたんですけど、次も行ってもらうしかないんでね。切り替えてやっていくしかない。(チームの)形的には良くなって来てるんですけどね。結果を残すしかないんで。勝たなきゃどうしようもないんで。いい雰囲気だけは作っていきます」と声を振り絞った。

 この日、一軍の練習に参加したロメロについては「まだ合流しただけなんで。仕上がってから考えます」と話すに留めた。

 借金が今季最多の「6」に膨らみ、18日終了時点で首位と5ゲーム差。20日から始まる西武との本拠地3連戦で流れを変えたい。


取材・文=どら増田

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