チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、同クラブでの長期政権を望んでいることを明かした。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
トゥヘル監督は今年1月26日に18カ月の契約期間でチェルシーの指揮官に就任。当初プレミアリーグ8位に沈んでいたチームを立て直し、現在は1試合未消化ながら4位ウェストハムとの勝ち点差が「1」となる5位へとチームを浮上させたほか、チャンピオンズリーグ(CL)では準決勝に進出し、FAカップでは決勝へと導くなど新天地で好スタートを切ることに成功している。
就任当初から契約期間の長さは関係ないことを強調しているトゥヘル監督だが、好成績を収めていることで改めて契約期間に注目が集まっている。そんな中、同監督は契約延長に値するならば喜んで延長したいとの考えを明かした。
「私もそれらの懸念を持っていたが、15分後には契約が何年であろうと変わらないと自分自身に言っていた。延長に値するように可能な限り最善を尽くしたいと思っている。仮にとどまることに値するならば、私はできるだけ長くここにいたい。家族の一員だと感じることができている。とてもプロフェッショナルで、信じられないほどのサポートがあり、このチームと一緒にタッチラインで戦いたいと思っている」
「契約の内容は気にしていない。長期滞在に値するならば、長い間ここにいるだろう。自由で気分は良いと感じることができている。私は正しい場所にいる。長くいたいならば、1週間ごとにそれを証明していく必要がある」