「学校に行かない」少年ユーチューバー「ゆたぼん」に夜回り先生がエール「救われる子がたくさんいる」

41

2021年04月19日 12:20  まいどなニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

まいどなニュース

写真夜回り先生こと教育家の水谷修氏
夜回り先生こと教育家の水谷修氏

 「少年革命家」を名乗る12歳のYouTuber「ゆたぼん」が小学校に続いて、4月に入学した中学校でも不登校を貫くと宣言した。義務教育を拒否する姿勢に対して、ネットの世界や著名人の間でも賛否両論が起きている。夜回り先生こと教育家の水谷修氏は「ゆたぼん君、ありがとう」とエールを送り、肯定的な立場から自身の見解をつづった。

【写真】「スクールカウンセラー」って何を相談できるの? 利用したことがあるママに聞いてみた

      ◇    ◇    ◇

 You Tubeで活動しているゆたぼん君が、「中学校に登校しない」と宣言したことが、いろいろ物議をもたらしているようです。彼の不登校宣言について、彼と彼の父親を非難する意見が、ネット上をにぎわせています。この報道の中で、私は、いろいろ考えさせてもらいました。

 私は、高等学校の教員でしたから、その感覚で見れば、親が、「中学校に登校させない」は、犯罪です。日本の法律の下で、親は、義務教育を子どもに受けされる義務があり、子どもも教育を受ける義務があります。

 それでは、子どもが「学校には、登校できない」これはどうでしょうか。すでに、文部科学省は、不登校について、その子どもたちを無理に学校に通学させることはせず、また、学校に戻ることを強いることもせず、訪問教育や適応指導教室などの体制を設置し、その子どもたちの現況に応じた対応をするように指示しています。

 私は、これまで、子どもたちの不登校について、この二つの観点からしか見ていませんでした。多分、それは、学校も教育委員会も、文部科学省も、有識者と称される人たちも同様だったと思います。 

 そのような中で、「中学校に登校しない」と、中学1年生が発言する。衝撃です。それを、親が作り上げているなどと、誹謗中傷する意見も多々あります。とんでもないことです。確かに、親の影響は受けているでしょう。でも、彼は、彼の言葉できちんと語っています。すごいことです。

  これまで私には、不登校について、二つの観点しかありませんでした。一つは、「行かせない」。これは、犯罪です。二つ目は、「行けない」。これが、今までの不登校の中心的な考え方でした。そんな私に、三つ目の選択肢を示してくれました。「行かない」。自分の意思で、学校に行かない。

 ゆたぼん君、ありがとう。君の意思表示で救われる子どもたちがたくさんいます。自分は、単なる不登校「学校に行けない」のではなく、自分の意思で「学校に行かない」のだ。こう不登校の自分を見直すことで、救われる子どもたち、たくさんいます。

 人生は、長い。今、別に中学校の勉強を学校で学ばなくても、またいつでも学ぶことはできます。

 ゆたぼん君を批判している人たちにお願いです。止めましょう。こんな小さな子どもが、自分で必死で決めたことです。そっと何も語らず、彼のユーチューブも見ず、そっとしておいてあげましょう。そこから、きっと彼は、また次の人生を自分で考えて生きていきます。

動画・画像が表示されない場合はこちら

このニュースに関するつぶやき

  • ゆたんぽくんがようつべで金持ちになって学校行かなくてもイイんだと勘違いした小学生が多数発生して気付いたら小学校中退の寅さんみたいなヤツが量産
    • イイネ!3
    • コメント 0件
  • 小学校も中学校も行かないなんて。おかしいでしょうexclamation & question行く努力もしないなんてexclamation ��2
    • イイネ!26
    • コメント 3件

つぶやき一覧へ(32件)

前日のランキングへ

ニュース設定