モウリーニョ監督の解任に驚くトゥヘル監督「正直予想もしてなかった」

チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、トッテナムの指揮官を解任されたジョゼ・モウリーニョ監督に言及した。19日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

　モウリーニョ監督は2019年11月にマウリシオ・ポチェッティーノ監督の後任としてトッテナムの指揮官に就任。今シーズンは一時首位に立つなど好調な時期があったものの、プレミアリーグ第32節終了時点で14勝8分け10敗、勝ち点「50」で、チャンピオンズリーグ（CL）出場圏内の4位ウェストハムとは勝ち点差「5」の暫定7位となっている。このような状況からトッテナムは19日にモウリーニョ監督の解任を発表。25日にマンチェスター・Cとのカラバオ・カップ（イングランド・リーグ杯）決勝を控える中での決断となった。

　モウリーニョ監督が解任されたことについて聞かれたトゥヘル監督は「多かれ少なかれ、それが発表されると私はいつも驚いている」と語り、同監督の解任は予期していなかったと明かした。

「私たちはみんな競争相手であり、お互いを打ちまかそうとするが、最終的にはすべての監督たちが良い雰囲気を持っていることを願っている。他の監督としては決して気分が良いものではない。誰もが結果を求めて懸命に戦っている。このような大きな決断が下されれば、それは驚きだ。正直なところ、これは予想もしてなかった」