【やっぱり時代劇は面白い #5】『カンテク〜運命の愛〜』一人二役で見せたチン・セヨンの魅力

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2021年04月20日 14:31  ウレぴあ総研

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韓国時代劇は宮廷ものが面白い! 今回紹介する『カンテク〜運命の愛〜』は、これまでに描かれることがなかった“お妃選び=カンテク”という宮廷のしきたりを教えてくれる一作だ。このドラマの魅力や見どころを、6回にわたって、多角的に紹介していく。第5回のテーマは、「正反対の双子の姉妹ウンボとウンギ」。

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■第5回 正反対の双子の姉妹ウンボとウンギ

■しとやかな姉と活発な妹 性格は正反対の双子の姉妹

王妃選びの重要な行事でありながら、公の史料には詳細が残されていない揀択(カンテク)。2017年の第9回ドラマ脚本公募で大賞を受賞した本作は、脚本家が記録にはない彼女たちの戦いは一体どんなものだったのだろう、と興味を抱いたところから発想されたものだという。そして、ヒロインのカン・ウンボが生み出された。

ウンボは王妃の座ではなく、王イ・ギョンと共に銃撃されて命を落とした双子の姉、王妃ウンギの死の真相を求めて揀択(カンテク)に臨む。

ここで効果的なのが双子の姉妹という設定。幼いころにウンボと出会い心引かれたギョンは、彼女の父の名前だけを聞いて、本人の名前を教えられていなかったことから、最初の揀択(カンテク)に参加したウンギをウンボその人だと思い込む。

ギョンから会ったことがあると聞いて、ウンギはそれが自分ではなくウンボなのだろうと薄々感じつつ、王の誤解を解くことはしないまま彼の元に嫁ぐ。年月を経て彼女と再会したことを喜ぶギョンは、昔とは印象が変わってすっかりしとやかになった、と言いながらもよもや彼女が別人だとは思わない。

一方、子ども時代に不慮の出来事から家族と離ればなれになったウンボは、記憶を失ったまま成長し、客の求めるものをなんでも売る、都で知られた情報屋の芙蓉客主となっていた。

自分の才覚を信じて世の中を渡り歩いてきた彼女には、同時に星宿庁の巫女というもう一つの顔もある。巫女のウンボがギョンの遺体に近づいたことで、一度は死んだ彼が蘇生するのは二人の運命を感じさせる場面。

控えめで思慮深いウンギと大胆で向こう見ずなウンボ、顔は瓜二つでも彼女たちの性格は正反対。チン・セヨンが二人を見事に演じ分けた。

■役を通してあらためて知るチン・セヨンの輝く魅力

序盤で命を落としてしまうためウンギの登場シーンは少ないものの、少女時代の彼女たちも描かれることで、彼女たちの相違点はよりはっきりと伝わってくる。

幼いころから家で本を読んだり刺繍をしたりするのが好きな姉ウンギに対して、活発でじっとしているのが苦手で外の世界への好奇心いっぱいの妹ウンボ。父カン・イスの宮廷での立場は強くはないが王に信頼され、姉妹は両班の娘として何不自由ない生活を送っている。

ただし彼女たちには、双子であることが世間に知られないように生きなければならない事情があり、外で二人一緒に行動しないように注意して過ごしてきた。こうした設定も後々の物語に生かされていく。

その後、姉妹が生きて再び会うことは叶わず、自分が何者かを知ったウンボが対面するのは冷たい遺体となったウンギだった。わずかではあっても、姉妹の思い出のエピソードや、行方不明の妹を案じ続けるウンギの気持ちが描かれることで、ウンボが姉の死を嘆き、その無念を晴らそうと危険を顧みず奔走するのも納得できる。

チン・セヨンの美しく凛とした姿、真っすぐなまなざしが印象深い。ウンボを通して彼女の魅力をあらためて知ることができる。

■チン・セヨンが演じた二役

■ウンボ

ウンギの双子の妹。おてんばで言いたいことを言う性格。事故で記憶をなくし、たくましく成長する。

■ウンギ

弘文館副提学カン・イスの長女。落ち着きがあり賢い自慢の娘。揀択(カンテク)により王妃となるが暗殺される。

■<ストーリー>

幼いころに家族と離ればなれになり、記憶を失ったウンボは情報屋であり、宮廷の星宿庁の巫女となっていた。ある日、暗殺された王妃が自分の双子の姉ウンギだと知り、犯人を突き止めようと決意。王を排除しようと目論む一派と手を組み、揀択(カンテク)へと臨む。

『韓流ぴあ』2020年11月号より抜粋

『カンテク〜運命の愛〜』
テレビ東京『韓流プレミア』にて放送中
毎週月曜〜金曜 午前8時15分〜9時11分放送

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毎週月〜金曜9:30 更新
ひかりTVほかにて配信中

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発売元:「カンテク〜運命の愛〜」日本版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント
©2019 -20 TV Chosun

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ドラマ『カンテク〜運命の愛〜』の詳細は公式ページへ
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