スズキ、ドルナと5年契約締結。2026年までMotoGP継続参戦に合意

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2021年04月20日 18:41  AUTOSPORT web

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MotoGP:アレックス・リンス、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)
4月20日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているスズキは、ドルナスポーツと2022年から2026年までの5年間、MotoGPクラスに継続参戦することに関して契約を締結したと発表した。

 MotoGPに参戦しているメーカーやチームは、5年間継続して参戦する必要があり、現在エントリーしているチームは2021年まで最高峰クラスへの参戦に関する契約を締結済み。そして、契約更新の年となったため、メーカーではKTM、ドゥカティ、ホンダ、ヤマハの4社、そのほかIRTA(国際ロードレーシングチーム連盟)とインディペンデントチームが2026年までの5年契約に合意した。

 そして、スズキは4月20日にファクトリーチーム(現チーム・スズキ・エクスター)をMotoGPクラスに継続参戦させることを明らかにした。これまで5メーカーが契約延長を発表したため、残りはアプリリアとなるが、MotoGPから撤退する予定はない。

 1960年にマン島で開催されたツーリスト・トロフィーに初参戦したスズキは1974年にロードレース世界選手権(WGP)の500ccクラスの参戦を開始。2002年にはMotoGPクラスが990cc(現在は1000cc)へとレギュレーションが変更されたタイミングでV型4気筒エンジンのスズキGSV-Rを投入し戦った。

 2011年末にMotoGPの参戦を一時休止することとなったが、2015年からは新たに開発した並列4気筒エンジン搭載のスズキGSX-RRでチーム・スズキ・エクスターとしてグランプリを戦っており、少なくとも2026年まで参戦することとなった。

 スズキレーシングのプロジェクトリーダー兼チームディレクターの佐原伸一氏は、「スズキ株式会社として、MotoGP世界選手権に継続して参戦できることを誇りに思います」と語った。

「私たちは皆、世界トップのモーターサイクル競技に対して自分たちを評価するという、挑戦的な野心を共有しています。2015年に新しいスタートを切り、わずか6年でチームタイトルとともにライダーズワールドタイトルを獲得しましたが、さらなる成功を求めています」

「これらの理由から、ドルナとの契約を延長し、会社の技術面とレース面での開発を継続することを希望し約束します」

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