阪神、クリーンナップ揃い踏み5本塁打! 伝統の一戦でも勢い止まらず7年ぶり8連勝

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2021年04月20日 21:32  ベースボールキング

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ベースボールキング

1回、先制ソロを放ち、ベンチ前でナインとポーズを決める阪神・マルテ=東京ドーム
● 巨人 5 − 10 阪神 ○
<4回戦・東京ドーム>

 3ゲーム差で迎えた首位攻防戦は阪神が先勝。ジェフリー・マルテ、大山悠輔、ジェリー・サンズが揃ってアーチを描く一発攻勢で連勝を「8」に伸ばした。

 初回、二死無走者から3番・マルテが左中間席へ放り込み先手。先制すれば15連勝中という不敗神話がさっそく発動した。2回には打撃不調の近本光司の適時打で加点すると、3回にはマルテの2打席連発に続いて4番・大山も2者連発。相手先発・サンチェスに3本塁打を浴びせて5失点KOした。

 猛虎の勢いはまだまだ止まらない。1点差に詰め寄られた直後の6回に5番・サンズがドラ1右腕の2番手・平内龍太から右中間席へ放り込み再び2点差。7回には満塁の絶好機で得点圏打率6割超えの7番・梅野隆太郎が2点適時打を放ち突き放した。

 大勢が決した9回には4番・大山がこの試合2本目の一発を左翼席へ放り込みダメ押し。今季初めての東京ドームでクリーンナップ計5本塁打の大暴れで、チームとしては2014年シーズン以来7年ぶりとなる8連勝を飾った。

 中5日で先発した西勇輝は5回6安打4失点で今季3勝目(1敗)。6回以降は岩貞祐太、小林慶祐、岩崎優が無失点リレーで繋ぎ、この日昇格したエドワーズが9回に反撃を受けたものの2安打1失点でしのいだ。

 矢野監督は試合後、「流れを引き寄せるような素晴らしいホームランだった」と打線の一発攻勢を振り返りつつ、「サダ(岩貞)が流れを止めるようなピッチングをしてくれた。ゲームの流れでは大きかった」と2点差の6回を無失点に抑え、その後の得点を呼び込んだ2番手左腕の仕事ぶりを高く評価した。

 阪神は今季16勝4敗で貯金12。セ・リーグ首位を突き進む勢いはまだまだ止まりそうにない。

このニュースに関するつぶやき

  • この3連戦は3タテだけはされないようにと思ってただけに先勝出来たんは大きい。マルテのホームランが5本になり外しづらくなった。助っ人の競争のレベルがホンマ高いわ
    • イイネ!9
    • コメント 2件

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