堂安はPK獲得も得点につながらず…奥川も先発のビーレフェルトが勝利、シャルケは2部降格

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2021年04月21日 05:30  サッカーキング

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ビーレフェルトがシャルケに勝利 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第30節が20日に行われ、FW堂安律とMF奥川雅也が所属するビーレフェルトとシャルケが対戦した。堂安と奥川はともに先発出場で85分までプレーした。

 残留圏内ギリギリ15位のビーレフェルトと、勝ち点14ポイント差で18位に沈むシャルケによる残留争い直接対決。最下位のシャルケはこの試合で負ければ、2部降格が決まる崖っぷちの一戦となった。

 試合は前半をスコアレスで折り返し、50分に動いた。ビーレフェルトはアモス・ピーパーが敵陣中央でボールをカットすると、こぼれ球を拾ったファビアン・クロスが1人かわして左足一閃。強烈なミドルシュートを突き刺して先制点を奪った。

 負けられないシャルケは反撃に出るが、なかなか決定機を作れず。64分には右サイドからのクロスにクラース・ヤン・フンテラールがゴール前に飛び込むが、わずかに合わなかった。さらに71分にはDFマリック・ティアウが2枚目のイエローカードを受けて退場となった。

 数的優位に立ったビーレフェルトは79分、堂安がペナルティエリア際でファールを受け、VAR検証の結果によりPKを獲得。キッカーを務めたクロスのシュートはGKにセーブされたが、こぼれ球を堂安がつなぎ、クロスが押し込んでネットを揺らす。しかし、VAR検証により、クロスのオフサイドの判定で得点は認められなかった。

 試合はこのまま終了し、ビーレフェルトがホームで勝利を収めて4試合無敗(2勝2分け)となった。一方、2連敗で今季21敗目を喫したシャルケは2部降格が決定。残り4試合で、昇降格プレーオフ圏内の16位ヘルタ・ベルリン(2試合未消化)と自動降格圏内の17位ケルンとの勝ち点差がともに13ポイントとなったため、最下位が確定した。

 次節、ビーレフェルトは25日にアウェイでボルシアMGと対戦。シャルケはヘルタ・ベルリンをホームに迎える予定だったが、相手チーム内で新型コロナウイルス感染が拡大しているため、次節は試合延期が決まっている。

【スコア】
ビーレフェルト 1−0 シャルケ

【得点者】
1−0 50分 ファビアン・クロス(ビーレフェルト)

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