横浜市立小学校の理科実験で5人が救急搬送 消防と教委から詳細を聞いた

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2021年04月21日 17:50  しらべぇ

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しらべぇ

写真(TAGSTOCK1/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
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21日午後0時半頃、神奈川県横浜市栄区にある市立公田(くでん)小学校の6年生9人が、体調不良を訴える事案が発生した。しらべぇ取材班は、消防と教育委員会から詳しく話を聞いた。

■ものの燃えかたの実験

横浜市消防局によると、21日午後0時45分に学校関係者から「理科の実験で9人の具合が悪くなっている」との119番通報が入った。消防車両15台が出動し、5人を病院に救急搬送した。1人が中等症で、4人が軽症だという。

横浜市教育委員会によると、当時6年生の4時限目に、理科の授業で「ものの燃えかた」の実験を行っていた。びんの中にろうそくを入れて、酸素やちっ素、二酸化炭素による燃えかたの違いを観察する実験だ。

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■9人の児童が保健室へ

校内の理科室で、通常6人がけのテーブルを、間隔をあけて3人ずつで実施。理科室の窓は5センチ程度あけており、換気も行っていた。

午後0時前に実験を終了し、かたずけを行っていたところ、午後0時10分の授業終了のチャイムが鳴る頃に、1人の児童が体調不良を訴えた。教室に戻った際に教師が、「体調が悪い人は保健室に行っていいよ」と呼びかけたところ、9人が保健室へ。

■駆けつけたドクターが判断

その中に「頭が痛い」と訴えた児童がいたために、養護教諭は119番通報が必要と判断。駆けつけた救急隊には、ドクターがおり、そのドクターが9人のうち5人を救急搬送させた。

搬送されなかった児童は、医師の許可のもと、保護者とともに自宅に帰宅した。

■マスクでの実験による影響か

中等症と判断され病院に搬送された児童1名は、頭痛と気持ちの悪さを訴えているという。残りの4人の児童も病院で経過観察中だ。横浜市教育委員会の担当者は、「警察や消防の現場検証では、危険物質は検知されなかった」と話す。

また、「当時の様子を学校から報告を受けたが、実験に問題はなかった」と語る。実験当時児童はマスクをつけていたため、「あくまで推定になるが、それが影響した可能性もある」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

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