玉ねぎ味噌汁でシミ予防！1杯で満足の食べる味噌汁のレシピ

美容のなかでもつやプラ世代の皆さまの関心が高いのは「シミ対策」ではないでしょうか？　薬膳の世界では食生活によってシミを招く場合があると考えますので、外側からのUVケアにプラスしてインナーケアも意識しましょう。

シミ対策には「玉ねぎ」がおすすめです。ずぼらだけど薬膳のプロである筆者が、玉ねぎを使った薬膳味噌汁をご紹介します。

■玉ねぎがシミ対策に役立つ理由

薬膳の世界では血の巡りが悪いタイプの人を「瘀血（おけつ）」といいますが、瘀血になると、シミができやすくなると考えます。

血は、肌に栄養を届けたり老廃物を運びだす役割をしています。ですので、血の巡りが悪くなると肌の新陳代謝が落ちやすく、シミも招きやすくなるのです。

血をスムーズに循環させるために意識したいのが、血の巡りをスムーズにする食材をとること。その、血の巡りをスムーズにする食材のひとつが「玉ねぎ」です。

沸騰させた出し汁に薄くスライスした玉ねぎ1/2と鯖缶1缶を入れ、玉ねぎに火が通るまで煮立たせます。少量の味噌を入れてひと煮立ちさせ、食べる直前に刻んだ紫蘇をのせたら完成です。

鯖×玉ねぎ×紫蘇の組み合わせは、シミ対策にもってこいな組み合わせ。他のレシピでもこの組み合わせをぜひ活用してみてください。

沸騰させた出し汁に鮭1切れ、玉ねぎ1/2個、にんじん1/2本を入れ、具材に火が通るまで煮ます。味噌を入れてひと煮立ちさせて完成です。

食べる直前に刻んだパセリやパセリの粉をトッピングすれば、さらに血の巡りがスムーズになる組み合わせになります。

出し汁に玉ねぎ1/2個を入れ火が通るまで煮たら、ニラ2本分を入れてサッと火を通します。そこに、ときほぐした卵（1個）を入れて火を止め、味噌を入れひと煮立ちさせたら完成です。

料理のレパートリーも多く、身近な食材である玉ねぎがシミ対策に一役かってくれるのは嬉しいですよね。毎日気軽に食べられる薬膳味噌汁を食卓にとり入れて、内側からシミ対策をしましょう。

（薬膳ライフバランスプランナー／国際薬膳調理師／コラムニスト　倉口　ゆうみ）