米、多国間連携の契機に=中国けん制狙う―気候サミット

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2021年04月22日 21:01  時事通信社

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時事通信社

 【ワシントン時事】バイデン米大統領が気候変動サミット(首脳会議)を主催するのは、トランプ前政権時に米国不在の「空白」が続いていた多国間連携への復帰を内外にアピールするためだ。「脱炭素」は2021年の国際会議の主要テーマ。サミットを交渉機運を高めるための「出発点」(米高官)にするとともに、安全保障や経済分野で影響力を強める中国をけん制する狙いだ。

 バイデン政権は気候変動問題を外交の柱に据え、トランプ前政権が離脱した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に復帰した。バイデン氏はかつて、オバマ政権で副大統領として温暖化対策の協議枠組み「主要経済国フォーラム」(MEF)を取り仕切った経験があり、気候変動サミットでも、世界最大の温室効果ガス排出国である中国から踏み込んだ対応を引き出せるかが焦点となる。

 11月に開催される第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)を前に、米国は温室ガス削減目標の設定やルール形成で指導力を発揮したい考え。先週にはケリー米大統領特使が中国を訪問し、気候変動で米中が対策を強化するとの約束を取り付けた。ただ、共同声明には具体策は盛り込まれておらず、今回のサミットが試金石となる。

 米国としては多国間連携をてこに脱炭素の産業競争で巻き返しを図る思惑もある。中国は太陽光パネルなど再生可能エネルギー関連製品の輸出や、電気自動車(EV)の部品に不可欠なレアアースの生産で圧倒的なシェアを握っている。警戒する米国は、中国の不当な貿易慣行を阻止する国際ルールづくりも目指している。 

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  • 中共の推し進める「一帯一路」には基づかない、リンクしない多国間連携であること、これがキモ。トランプ信者のバ�Ÿ�OFF�Ÿ�OFFヨ連中は華麗にスルーパスw
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