久保建英は古巣戦フル出場…バルセロナ、メッシ2発など5得点でヘタフェ撃破

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2021年04月23日 07:04  サッカーキング

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古巣バルセロナ戦にフル出場した久保建英 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第31節が22日に行われ、バルセロナとMF久保建英が所属するヘタフェが対戦した。久保は古巣戦で2試合ぶりにスタメン入りし、今シーズンのリーグ戦で初のフル出場を果たした。

 暫定4位につけるバルセロナがホームに15位のヘタフェを迎えての一戦。バルセロナは開始4分、リオネル・メッシがクロスバー直撃の強烈なミドルシュートでいきなり相手ゴールを脅かす。すると、8分にはメッシが相手の最終ラインを抜け出し、ペナルティエリア左から左足シュートを沈めて先制点を挙げた。

 ヘタフェは直後の9分、右サイドからクロスが入ると、ニアに飛び込んだ久保が左足で合わせたが、シュートは枠を捉えず。それでも12分、左サイドで久保、マルク・ククレジャ、ネマニャ・マクシモヴィッチのパス交換から、ククレジャがエリア左から鋭いクロスを入る。これに中央のアンヘル・ロドリゲスが合わせると、シュートはクレマン・ラングレの体に当たってゴールネットを揺らし、オウンゴールとなった。

 追いついたヘタフェだったが、28分に連携ミスからバルセロナに勝ち越しを許した。ソフィアン・チャクラがバックパスを送ると、前に出たGKダビド・ソリアとすれ違うように、ボールはそのままゴールに吸い込まれ、痛恨のオウンゴールとなった。

 再びリードを得たバルセロナは33分、ラングレが相手のクリアボールを頭でつなぐと、エリア右のメッシがダイレクトボレー。これは惜しくも左ポストに弾き返されたが、こぼれ球をメッシが自ら角度のないところから押し込んで追加点を挙げた。

 2点ビハインドで折り返したヘタフェは67分、久保が左サイドから折り返すと、ニアでエネス・ウナルが反応したが、DFロナルド・アラウホに潰される。一時は流されたが、VAR検証の結果、アラウホのファールが認められてヘタフェにPKが与えられた。69分、このPKをウナルがGKと逆のゴール左隅に突き刺して1点を返した。

 しかし、バルセロナは87分、右CKでニアに走り込んだアラウホがヘディングシュートを沈めて追加点。さらに後半アディショナルタイム3分には、アントワーヌ・グリーズマンがPKを沈めてダメ押しゴールを挙げた。

 試合はこのまま終了。バルセロナがホームで快勝し、2試合ぶりの勝利を収めた。敗れたヘタフェは7試合勝ち星から遠ざかる結果となった。次節、バルセロナは25日にアウェイでビジャレアルと、ヘタフェは同日にアウェイでFW岡崎慎司が所属するウエスカと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 5−2 ヘタフェ

【得点者】
1−0 8分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
1−1 12分 オウンゴール(クレマン・ラングレ)(ヘタフェ)
2−1 28分 オウンゴール(ソフィアン・チャクラ)(バルセロナ)
3−1 33分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
3−2 69分 エネス・ウナル(PK/ヘタフェ)
4−2 87分 ロナルド・アラウホ(バルセロナ)
5−2 90+2分 アントワーヌ・グリーズマン(PK/バルセロナ)

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