auから「povo」「UQ mobile」移行のお得度を比較!「データ使い放題24時間」が鍵だ

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2021年04月23日 10:12  ITmedia Mobile

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写真povoとUQ mobileの料金を比較した
povoとUQ mobileの料金を比較した

 各社から発表されている通信量20GB前後の低価格プランだが、現在auを利用している人にとってまず乗り換え候補となるのが、auの「povo」とUQ mobileの「くりこしプラン」だ。これら20GB前後のプランが必要な個人や家族にとって、どの契約パターンがお得になるか見ていこう。



【その他の画像】



●auから乗り換えは「povo」が無難、24時間使い放題トッピングも魅力



 まずはauのpovoと、UQ mobileのくりこしプランの概要について見ていこう。



サービス簡素化で20GBを安く提供、au内で移行できる「povo」



 povoはau内の新ブランドという、やや特殊な立ち位置の新プランだ。特徴は「キャリアメール無し」「店頭契約やサポートなしでオンライン手続きのみ」など、サービス内容をシンプルにすることで安さを実現している点だ。



 普段のスマホでの通話や連絡方法はLINEなどが中心だが、通信量は20GB以内で十分という人にピッタリのサービスとなっている。ドコモにおけるahamoと同様のサービスと捉えていい。



 このプランはドコモahamoの月額2970円(税込み、以下同)に対抗し、5分以内の通話無料を外したぶん月額2728円とやや安くなっている。ただ、月額550円の5分通話定額を付けるとahamoより高くなる。



povoの料金



・povo(20GB)……月額2728円



 povoならではの特徴として、「トッピング」と呼ぶオプションに力を入れており、当初から通信量無制限を24時間だけ220円で使える「データ使い放題24時間」を用意。長時間ネットライブを視聴する日や、月末に通信量不足でお得に利用できる。



 auからの移行だが、povoはauのサービスなので、au利用者かつpovo対応機種を利用しているならpovo専用サイトからプラン変更に近い手続きで移行できる。auのキャリア決済も引き続き利用可能だ。また、早期契約キャンペーンにより、povo移行後も家族割プラスの回線数のカウントに入れる。



povoの特徴と契約時の主な注意点



・○通信量20GBで月額2728円とお手頃価格



・○「データ使い放題24時間」を220円で使える



・○auかんたん決済(キャリア決済)は継続して使える



・○au従来プランから移行しても、2年契約の解除料はかからない



・○eSIMにも対応(新規契約向け、auからの移行では2021年夏以降を予定)



・△auの家族割のカウント継続は2021年夏までの移行が必要



・△auの故障紛失サポート継続は2021年夏までの移行が必要



・△au Online Shopでの端末購入は2021年夏以降から



・△5G対応は2021年夏から



・×キャリアメール「〜@au.com」「〜@ezweb.ne.jp」を使えない



・×契約や各種サポートはオンラインのみの対応になる



・×留守番電話サービスを利用できない



・×auスマートバリューは適用されない



 auからの移行で手持ちのauで購入したスマホをそのまま使えるかは、povoのサイトで確認する必要がある。povoに対応していない古いスマホの場合は、povoへ移行する前にauでpovoでも使えるスマホへの機種変更が必要となる。



 この他、auでpovoへ移行する場合に「LTEプラン(V)」や「2年契約(自動更新なし)」に加入中の場合は、申し込みページからは手続きができず、povoのチャットサポートに問い合わせる必要がある。



 au以外のユーザーがpovoを契約する場合、povoはドコモやソフトバンクのスマホの動作確認を実施していない。SIMロック解除してpovoで利用できるかは自己責任となる。



●UQ mobileは店頭での契約が可能



 UQ mobileの「くりこしプラン」は通信量の異なるS、M、Lの3種類を用意している。余った通信量を翌月に繰り越せるという特徴がある。店頭で契約できる他、対応店舗は限られるが店頭でのプラン変更といった手続きも利用できる。また、低価格帯のモデルを中心にiPhoneやAndroidスマホを購入できる。



UQ mobileの料金



・くりこしプランS(3GB)……月額1628円



・くりこしプランM(15GB)……月額2728円



・くりこしプランL(25GB)……月額3828円



 ただし、キャリアメール「〜@uqmobile.jp」は月額220円、留守番電話サービスは月額418円がかかる。ちなみに、UQ mobileと競合するY!mobileでは、キャリアメールも留守番電話サービスも無料で利用できる。



 なお、auから移行する場合はスマホのSIMロック解除が必要だ。auと家族割などを組むこともできない。



●1人で契約ならpovoがお得、「データ使い放題24時間」が魅力的



 続いて、単身でauからpovoまたはUQ mobileへ移行した場合の金額を比較しよう。通信量20GB前後ということで、UQ mobileはくりこしプランL/Mと比較する。



povoの料金



・povo(20GB)……月額2728円



UQ mobileの料金



・くりこしプランL(25GB)……月額3828円



・くりこしプランM(15GB)……月額2728円



・くりこしプランS(3GB)……月額1628円



auの料金(各種割引なし〜ありの最安値)



・使い放題MAX 5G/4G(無制限、テザリング30GB)……月額7238〜4928円



 auの使い放題MAXで通信量を20GBも使っていない人が、povoやUQ mobileへの移行で月額料金を抑えたい場合、一番おすすめのプランはpovoだ。単純に支払額が安いだけでなく、長時間のビデオ会議やネットライブ視聴、出張時の作業で増えるだけなら、povoは24時間220円の「データ使い放題24時間」で通信料不足を安価に回避できるからだ。



 povoとUQ mobileを比べると、povoと同価格の「くりこしプランM」は通信量15GBと少ない。翌月くりこしを考えても、よほど毎月の利用通信量にムラがない限りpovoよりお得に使える可能性は低い。



 通信量25GBの「くりこしプランL」もあるが、povoと比べると通信量が5GB多いだけで1100円高い。この差額分で、povoは「24時間通信量無制限」24時間で220円を5回分利用できる。povoの方がより多い通信量を効率よく活用しやすい。



 家族割引や光回線については、povoとUQ mobileともに特に割引はない。だが、auから移行する場合、povoは早期契約特典により家族割プラスの回線数にカウントできる。auで離れた家族と家族割プラスを組んでいるなら、povoに移行した方が他の家族は割引額が減らずにお得だ。



●家族でauの場合、キャリアメールの要らない家族は早期にpovoへの移行がベスト



 家族でauを契約しており、家族の誰かがpovoやUQ mobileなど通信量20GB前後のプランへ移行を考えている場合を見ていこう。



 まずは、家族にキャリアメールが必要、不必要な家族に分かれている場合だ。現在povoは早期移行キャンペーンとして、povoの回線も「家族割プラス」にカウントするキャンペーンを実施している。これを利用すれば、既存のauのプランを使う家族の割引額を減らさずに、キャリアメールの要らない家族はpovoへ移行できる。



家族3人でpovoとau従来プラン、光回線(auスマートバリュー対応)の場合



・povo(20GB)……月額2728円



・使い放題MAX 5G/4G(無制限、テザリング30GB)+家族割プラス(3人以上)+auスマートバリュー……月額5038円



・ピタットプラン(7GBまで段階制)+家族割プラス(3人以上)+auスマートバリュー+2年契約N……月額2178〜4928円



・光回線(マンション向けを想定)……月額4400円〜



・合計……1万4344円〜1万7094円



 UQ mobileに家族の一部がauから移行すると、auの家族割プラスの回線数が減るのでauの従来プランを契約し続ける家族の支払額が増えてしまう。povoへの移行と比べると損だ。



 auの家族割プラスでは2019年12月から、店頭で申し込むと住所の異なる家族も家族割プラスに加入できるキャンペーンを実施している。以前のauの家族割は離れて暮らす家族は基本的に割引の対象外だった。家族の多くがauで料金プランを数年間見直していない場合は、一度家族割を含めてプランを見直した方がいいだろう。



 家族全員がキャリアメールを使っていないなら、全員povoに移行するのがベストだ。自宅に光回線があれば、povoの通信量20GBとデータ使い放題24時間の利用で通信量無制限の代わりが務まるだろう。毎月の支払い額も1500〜3000円ほど安くなる。



家族3人ともpovoに移行した場合



・povo(20GB)……月額2728円)×3回線



・光回線(マンション向けを想定)……月額4400円〜



・合計……1万2584円



 家族丸ごと他社に移行して支払額を下げたい場合は、今のところUQ mobileよりもY!mobileの方がお得だ。UQ mobileと比べると家族割引や光回線とのセット割引で安く利用でき、さらにキャリアメールや留守番電話を無料で利用できる。



 povoの魅力は、既存のauのプランにはない1GB〜20GBの範囲でお得なプランという点と、「データ使い放題24時間」の存在だ。データ使い放題24時間を効果的に使うことを覚えておくと、毎月の通信量が20GBを少し超える人もpovoがお得になる。キャリアメールを使っておらず、既存のauの料金を抑えたいならpovoへ早期に移行しよう。


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