LINEに監督体制改善要求=中国企業から流出なし―個人情報保護委

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2021年04月23日 20:02  時事通信社

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 通信アプリ大手「LINE」の利用者情報が業務委託先の中国企業で閲覧可能となっていた問題をめぐり、政府の個人情報保護委員会は23日、個人データの取り扱いについて監督が不十分だとして、LINEに体制の見直しを求める行政指導を行った。改善状況について1カ月以内の報告を求めている。

 保護委はまた、この中国企業から外部への個人情報持ち出しは確認されず、データへのアクセス自体にも問題はなかったと発表した。

 行政指導は個人情報保護法に基づく。保護委はLINEについて、業務効率化のため委託先の中国企業に個人データへの高いアクセス権限を与えており、その分高いリスク管理が求められると指摘。委託先での個人情報の取り扱いを定期的にチェックしたり、アクセス権限の範囲を検証したりするよう指導した。

 一方、保護委によるとLINEでは不適切なメッセージの存在を同社に通報する際、自動的に前後の計9件と合わせて送られるシステムになっているが、それを利用者に明確に通知していなかった。このため、保護委は適切な形で利用者に知らせることも求めた。 

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