ブンデスリーガ第31節が25日に行われ、MF遠藤航が所属する10位シュトゥットガルトは敵地で2位ライプツィヒと対戦した。遠藤はフル出場を果たした。
シュトゥットガルトは14分、ナウィル・アハマダがアマドゥ・ハイダラへの危険なタックルでイエローカードを提示される。主審はオンフィールドレビューで映像を確認すると、カードの色を赤に変え、シュトゥットガルトは残り時間を数的不利で戦うことになった。
ライプツィヒは16分、タイラー・アダムズのパスに抜け出したクリストファー・エンクンクがペナルティエリアの左から狙うが、相手GKグレゴール・コベルに阻まれる。数的有利のライプツィヒは押し込む時間が続くものの1点が遠く、前半はスコアレスで折り返した。
ライプツィヒは後半立ち上がりに先制点を獲得する。キックオフからボールをつないで敵陣に押し込むと、最後はダニ・オルモが右から供給したアーリークロスにハイダラが頭が合わせた。
ライプツィヒは67分、エミル・フォルスベリが相手DFコンスタンティノス・マブロパノスに倒されてPKを獲得する。フォルスベリ自らキッカーを務めると、相手GKの逆を突いてネットを揺らした。
試合はこのまま終了。ライプツィヒは3試合ぶりの白星となり、敗れた首位バイエルンとの勝ち点差を「7」に縮めて今節での9連覇を阻止した。シュトゥットガルトは4連敗となった。
ライプツィヒの次戦は30日に行われ、DFBポカール準決勝でFW大迫勇也が所属するブレーメンと対戦する。シュトゥットガルトは5月7日にブンデスリーガ第32節でアウクスブルクと対戦する。
【スコア】
ライプツィヒ 2−0 シュトゥットガルト
【得点者】
1−0 46分 アマドゥ・ハイダラ(ライプツィヒ)
2−0 67分 エミル・フォルスベリ(ライプツィヒ)