残留争うビーレフェルト、5失点大敗で5戦ぶり黒星…堂安&奥川は揃って先発

0

2021年04月26日 03:03  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

フル出場を果たした堂安律 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第31節が25日に行われ、ボルシアMGとビーレフェルトが対戦した。ビーレフェルトに所属するFW堂安律は8試合連続の先発出場を果たし、フル出場した。同クラブに所属するMF奥川雅也は7試合連続の先発出場でハーフタイムで交代となった。

 残留を目指す15位ビーレフェルトと、来季の欧州大会出場の可能性がほぼ絶たれた暫定8位ボルシアMGの一戦。ビーレフェルトは前節のシャルケ戦に勝利し、4戦無敗と好調。一方のボルシアMGはホッフェンハイムに敗れ、リーグ戦5試合ぶりの黒星を喫している。

 試合を動かしたのはボルシアMGだった。右サイドへのスルーパスに抜けたシュテファン・ライナーが中央へ折り返すと、これをブリール・エンボロが右足で合わせる。ボールは相手ディフェンダーに当たってゴール左に吸い込まれた。エンボロは得点直後、長期離脱中で再び手術を受けることが決定している同僚DFママドゥ・ドゥクレのユニフォームを掲げ、エールを送った。

 ボルシアMGは15分、追加点を奪う。今度は左サイドを突破したハネス・ヴォルフが中央へ折り返すと、マルクス・テュラムがニアサイドで左足で合わせてネットを揺らした。さらにボルシアMGhは直後の18分、クリスティアン・ゲバウアーのハンドによりPKを獲得すると、ラミ・ベンセバイニが左下に決め、序盤のうちに3点差とした。
 
 反撃に出たいビーレフェルトは56分、エリア内からゲバウアーが狙うが、枠を捉えることはできない。一方ボルシアMGは69分、追加点を奪う。エリア手前から細かくつないでエンボロがエリア内でリターンパスを受けると、右足でゴール右下隅に流し込んだ。さらにボルシアMGは終盤の84分、エリア手前からアラサン・プレアが右足で狙うと、これがゴール右下隅に吸い込まれ、5点のリードを奪う。

 試合はこのまま終了。ビーレフェルトは5失点大敗で5戦ぶりの黒星となり、15位で変わらず。3試合を残し、17位ヘルタ・ベルリンとは暫定で4ポイント差となっている。ボルシアMGは2戦ぶりの白星となった。

 次節、ボルシアMGは5月8日にアウェイでバイエルンと、ビーレフェルトは同月9日にアウェイでヘルタ・ベルリンと対戦する。

【スコア】
ボルシアMG 5−0 ビーレフェルト

【得点者】
1−0 6分 ブリール・エンボロ(ボルシアMG)
2―0 15分 マルクス・テュラム(ボルシアMG)
3―0 18分 ラミ・ベンセバイニ(PK/ボルシアMG)
4−0 69分 ブリール・エンボロ(ボルシアMG)
5−0 84分 アラサン・プレア(ボルシアMG)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定