アトレティコ、ビルバオに苦い敗戦で4戦ぶり黒星…リーガ制覇へ黄色信号

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2021年04月26日 06:03  サッカーキング

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復帰を果たしたルイス・スアレス [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第32節が25日に行われ、アスレティック・ビルバオとアトレティコ・マドリードが対戦した。

 2連勝中で2位レアル・マドリードと勝ち点差2ポイントで首位に立つアトレティコと、リーグ戦5試合連続で引き分けとなっている11位ビルバオの一戦。アトレティコは負傷明けのFWルイス・スアレスがベンチスタートとなった。アトレティコは勝利して優勝争いをリードしたいところだ。

 しかし、ホームのビルバオが開始早々に試合を動かす。8分、右サイド前方へのスルーパスに抜けたアンデル・カパが中央へ折り返すと、ボールは相手ディフェンダーに当たってコースが変わる。これをアレックス・ベレンゲルがヘディングで押し込んで先制に成功した。

 1点ビハインドのアトレティコは28分、サウール・ニゲスのパスからアンヘル・コレアがエリア内から左足でシュートを放つがゴール左に外れる。後半へ折り返したアトレティコはマルコス・ジョレンテがエリア手前からシュートを放つが、これもわずかにゴール右に外れる。

 追加点を奪いに行くビルバオは58分、エリア内右に侵入したオイハン・サンセットが右足で強烈なシュートを放つが、枠を捉えることはできない。するとアトレティコは59分、スアレス、ジョアン・フェリックス、トマ・レマルを投入。打開を図る。

 アトレティコは77分、試合を振り出しに戻す。左CKからステファン・サヴィッチがヘディングで合わせると、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。しかし、圧力を強めるビルバオは87分、勝ち越しに成功する。右CKからイニゴ・マルティネスがヘディングで合わせ、ゴールに叩き込んだ。

 試合はこのまま終了。先制を許したアトレティコは一時は同点としたが、その後勝ち越し弾を奪われて敗戦。消化試合が1試合少ないバルセロナと勝ち点差2ポイントとなっており、4位セビージャとも3ポイント差となっている。ビルバオはリーグ戦7試合ぶりの勝利を収めた。

 次節、ビルバオは28日にホームでバジャドリードと、アトレティコは5月1日にアウェイでエルチェと対戦する。

【スコア】
アスレティック・ビルバオ 2−1 アトレティコ・マドリード

【得点者】
1−0 8分 アレックス・ベレンゲル(アスレティック・ビルバオ)
1−1 77分 ステファン・サヴィッチ(アトレティコ・マドリード)
2−1 87分 イニゴ・マルティネス(アトレティコ・マドリード)

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