池袋暴走事故、遺族は「聞いていて悔しかった」と涙 被告人質問であらためて無罪主張

6

2021年04月27日 17:11  弁護士ドットコム

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

弁護士ドットコム

記事画像

東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走し12人が死傷した事故で、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)の罪で起訴された男性(89)の被告人質問が4月27日、東京地裁であった。


【関連記事:「流産しろ」川崎希さん、ネット中傷に「発信者情報開示請求」 追い詰められる投稿主】



検察官による被告人質問を終え、妻・真菜さんと長女・莉子ちゃんを亡くした松永拓也さんは、東京・霞が関の司法記者クラブで開いた会見で次のように話した。



「ドライブレコーダーの映像と加害者の話にはたくさんの乖離があった。映像を見ても考えを変えられない人だと思った。聞いていてくやしかったし、私には理解できない。自分が悪いと思っていないなら、気軽に『ご冥福を祈る』『申し訳ない』なんて言ってほしくない」



●被告人質問で「ブレーキを踏んだ」

この日の被告人質問で、被告人は事故当時について「車が制御できずおそろしく感じ、パニック状態になった。ブレーキを踏んだが減速せず、ますます加速した」と話した。また事故当日、「走る前に車のブレーキのチェックをしたが、異常はなかった」とも語った。



被告人は初公判でも、「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶しており、車に何らかの異常が生じて暴走した」と起訴内容を否認していた。


このニュースに関するつぶやき

  • ブレーキペダル張り付いてたのが見えたんだってよぉ→仕事でプリウス‪α‬乗ってるが、運転中に足元見れ無ぇから。嘘つくんじゃねぇよ
    • イイネ!8
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(5件)

ニュース設定