チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督は、引き分けに終わったレアル・マドリード戦を終えてコメントした。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
27日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝・ファーストレグでレアル・マドリードの本拠地に乗り込んだチェルシーは、主導権を奪った前半にクリスティアン・プリシッチが得点して貴重なアウェイゴールを奪取。しかし、その後も続くチャンスを決めきれずにいると、セットプレーから失点し、結局ゲームは1−1のドローに終わった。
立ち上がりからレアル・マドリードを翻弄したものの、結果としてリードを奪うことができなかったことに、トゥヘル監督は試合後、悔しさを隠せない様子を見せた。
「我々は勇気とクオリティーを持った、良い流れでゲームをに入った。多くのチャンスもあったし、前半はリードするのに値していたと思うよ。残念なことに、他にチャンスは何も許さなかったのに、相手はセットプレーから得点してしまった」
「ハーフタイムのスコアは残念なものだったね。落ち着いて、自信を失わないようにしなければいけなかった。後半はとても戦術的なもので、我々に疲れが出てきたのも見えたと思う。我々には、次のタフなアウェイゲームに向けて回復するまで、数日しかない。1−1というスコアを受け入れなければならないね」
「ゴールは本当にふさわしいものだったし、最低でもあと1点は加えるべきだった。ほとんど何もないところからゴールを許してしまったが、そういうことは個のクオリティーによって常に起こり得ることなんだ」