レアル・マドリードに所属するベルギー代表FWエデン・アザールが、古巣チェルシーとの試合を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグが27日に行われ、レアル・マドリードはホームでチェルシーと対戦。14分に巧みなドリブルからクリスティアン・プリシッチに先制点を奪われたものの、29分にセットプレーから最後はカリム・ベンゼマが同点弾を挙げ、1−1の引き分けに終わった。
66分から途中出場を果たしたアザールは試合後、「もっと悪くなる可能性もあったし、良くなる可能性もあった。彼らのところでプレーするセカンドレグが残されている。試合に勝つためにそこにいかなければならない」と振り返り、次のように続けた。
「一歩一歩進んでいきたい。もちろん、僕はプレーしたいし、ピッチの上にいたい。だが、最後の試合で僕は15分だけプレーし、今日はもう少し増えた。僕はただシーズンが終わるまでにいくつかの良い試合をしたいだけだ。チームのために準備をしていたいだけだ。コンディションは上がってきているし、身体も良くなってきている。再びプレーできるようになって嬉しいよ」
また、2012年から2019年までチェルシーでプレーしていたアザールにとってこの試合は古巣との対戦となった。チェルシー退団時にはいつかCLで再会することを楽しみにしていると語っていた同選手は、「友達と対戦することはいつも良いものだね」とついに実現した対戦に喜びを口にした。
「向こうには友達が何人かいる。それでも、今僕はレアル・マドリードの選手だから、ただ試合に勝ちたいと思っている。それはチェルシーが相手であろうと、他のチームであろうと関係がない。だが、昔の友人と顔を合わせることはいつでも良いことだね」