イタリア人指導者ファビオ・カペッロ氏がチャンピオンズリーグ(CL)について言及した。27日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。
同日に行われたCL準決勝第1戦を観戦したカペッロ氏は、自身の古巣でもあるレアル・マドリードとチェルシーの一戦についてコメント。1ー1で終わった試合について、特にチェルシーのプレーに驚きを感じたようだ。
「チェルシーは深い位置にポジションを取り、カウンターアタックを仕掛けると予想していた。しかし実際はそうではなく、レアル・マドリードがカウンターを仕掛ける展開になった。驚かされたよ」
またカペッロ氏は、レアル・マドリードで得点を記録したFWカリム・ベンゼマを「ロベルト・レヴァンドフスキ、ハリー・ケインに続く世界トップ3のストライカーの1人だと思う」と称賛。さらに「彼は今夜、2つの素晴らしい活躍を見せた。一つはゴールで、もう一つはより多く走ったことだ。彼はピッチにいないように見えたカゼミーロの分まで奮闘していた。今日のように頼もしい彼は見たことがないね」とも語り、その活躍に賛辞を送っている。