最下位エイバルが17戦ぶり白星! キケ・ガルシア3発でアラベスに完勝…乾と武藤は同時に途中出場

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2021年05月01日 22:52  サッカーキング

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キケ・ガルシアのハットトリックでエイバル勝利 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第34節が行われ、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属する最下位エイバルは16位アラベスと対戦した。乾と武藤はともにベンチスタートとなり、82分から同時に途中出場を果たした。

 エイバルは立ち上がりの3分に先制点を獲得する。右からロングスローを放り込むと、ゴール前でセルジ・エンリク、エドゥ・エスポジト、ブライアン・ヒルがダイレクトでつなぐ。最後はヒルのヘディングパスを胸で収めたキケ・ガルシアが押し込んだ。

 エイバルは7分、ホセ・アンヘルのフリーキックにパウロ・オリベイラが頭で合わせたが、惜しくも枠の左に外れる。主導権を握るエイバルは36分、エスポジトがエリアの外からミドルシュートを試みるが、わずかに枠の上。40分にはヒルが右から切り込んで左足を振り抜いたが、相手GKに防がれる。前半はエイバルの1点リードで折り返した。

 50分、エイバルが追加点を獲得する。エスポジトが左サイドから右足でゴール前に落ちるクロスを送ると、K・ガルシアが倒れながらダイレクトで合わせる。右足アウトサイドでゴール上辺に流し込んだ。

 さらに59分、エイバルがリードを3点に広げる。高い位置でボールを奪い、ラファ・ソアレスのパスに抜け出したK・ガルシアがペナルティエリア左の深い位置に侵入。角度のないところから右足で狙うと、ボールは弧を描いてゴール右上隅に吸い込まれた。K・ガルシアはリーガ1部初、キャリア2度目のハットトリック達成となった。

 試合はこのまま終了。終始アラベスを圧倒したエイバルは、1月3日の第17節グラナダ戦以来、リーグ戦17試合ぶりとなる白星で今季5勝目を挙げた。最下位は変わらないが、勝ち点を「26」に伸ばし、安全圏の17位バジャドリードとの暫定勝ち点差を「4」に縮めた。アラベスは5戦ぶりの黒星となった。

 次節、アラベスは8日にレバンテとホームで、エイバルは9日にMF久保建英が所属するヘタフェとアウェイで対戦する。

【スコア】
エイバル 3−0 アラベス

【得点者】
1−0 3分 キケ・ガルシア(エイバル)
2−0 50分 キケ・ガルシア(エイバル)
3−0 59分 キケ・ガルシア(エイバル)

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