プレミアリーグの最高経営責任者(CEO)を務めるリチャード・マスターズ氏は、5月17日からアウェイサポーター500人の入場許可を考えている模様だ。イギリスメディア『BTスポーツ』が1日に報じている。
4月25日に行われたカラバオカップ決勝戦で8,000人のサポーターをスタジアムに入れて試合が行われた。同試合はイギリス政府の公式テストイベントとして入場許可が出たものであり、コロナウイルスのパンデミック以来最大の観客数となったという。
『BTスポーツ』によると、イギリス政府はカラバオカップ決勝戦に続き、17日から最大10,000人のサポーターをスタジアムに入れて試合を行う許可を出す可能性がある模様。リチャード・マスターズ氏は、その10,000人の中に最大500人のアウェイサポーターを含める考えだという。
リチャード・マスターズ氏は1日、アウェイサポーターの入場許可に理解を求めるため、プレミアリーグ各クラブに向けて手紙を出した模様。その手紙には、次のような内容が含まれていたという。
「イギリス政府は、アウェイサポーター以外の入場許可に関する規定緩和を計画していることを、我々に通知しました。我々の目標は、以前のように満員のスタジアムで試合を行うことです。そのため、可能な限り幅広いサポーターを受け入れる機会を設ける必要があると考えています」
「我々プレミアリーグ経営幹部は、プレミアリーグ第37節と第38節の試合において5%(最大500人)のアウェイチケットの割り当てを提案します」