インテルが悲願のセリエA優勝! [写真]=Getty Images 2日に行われたセリエA第34節の結果により、首位インテルのリーグ優勝が決定した。
前節終了時点でインテルと勝ち点差「11」の2位だったアタランタは、敵地でサッスオーロと対戦し、1−1で引き分けた。この結果、今節勝利したインテルは残り4試合の時点で2位以下の勝ち点差が「13」以上となったため、19度目のセリエA優勝が決まった。
ついに、ユヴェントスの一強時代が終焉を迎えた。王者の10連覇を阻止したインテルは、リーグとコッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ(CL)の3冠を達成した2009−10シーズン以来、11年ぶりのスクデット獲得となる。3冠後はピッチ内外での迷走が続き、一時期はヨーロッパリーグの出場権も逃すなど苦しい時期が続いた。
アントニオ・コンテ現監督が就任した2019−20シーズンは、セリエAでユヴェントスと勝ち点差「1」の2位フィニッシュ。ELでは決勝進出を果たしたが、セビージャに敗れて惜しくも優勝を逃した。
コンテ体制2年目の今季は、CLのグループステージで4位に終わるという屈辱を味わった。だが、欧州大会から敗退したことで、リーグ戦に全力を注ぐことが可能となる。前半戦を首位で折り返した宿敵ミランが徐々に調子を落とす一方、インテルは第17節から現在にかけて無敗を維持。“ミラノ・ダービー”での快勝もあり、第22節から首位に立ち続けていた。
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