インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが、チームに11年ぶり19度目のスクデットをもたらしたアントニオ・コンテ監督について語った。『スカイスポーツ』が伝えている。
2日に行われたセリエA第34節で2位アタランタがサッスオーロと1−1で引き分け、4試合を残して首位インテルの優勝が決定。国内のライバルであるユヴェントスの連覇を「9」で止めた。2018年の12月からインテルのCEOを務めるマロッタ氏は、就任当時を振り返りながら今回のリーグ制覇についてコメント。また昨シーズンからチームを指揮するコンテ監督についても語っている。
「私が就任した時、インテルとユヴェントスの間には一貫して明確な差があった。ただ、今シーズンは4試合を残してスクデットを獲得できた。これは他のチームのミスを示すものではなく、インテルに素晴らしい評価が与えられるべきだと思う」
「コンテは選手としても監督としても成功してきた経験から、インテルの選手たちに重要なスポーツの価値観を伝えてくれた。この成果は、偉大な指導者であるコンテのおかげであり、彼も大きな評価を受けるべきだろう。チームにはMFアルトゥーロ・ビダル以外にタイトルを獲得した経験のある選手はいなかったからね」
「私が昨シーズン、インテルの監督としてコンテを提案したのは、適切な時期に適切な人物であると判断したためだ。彼のメディアに対する発言の中にはクラブのモチベーションを高め、我々を前進させるためのものがある。素晴らしい成果をもたらしてくれたね。私たちは今、この特別な瞬間を楽しみたいと思っている」