レアル・マドリードは3日、フランス代表DFラファエル・ヴァランの診断結果を発表した。
ヴァランは1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第34節のオサスナ戦に先発出場したが、ハーフタイムに負傷交代。クラブ公式サイトによると、3日に受けた検査の結果、右足外転筋の負傷と診断された。
クラブは離脱期間を明かしていないが、スペイン紙『アス』は少なくとも10日間の離脱を強いられると報道。5日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのチェルシー戦と9日に行われるリーガ・エスパニョーラ第35節のセビージャ戦は欠場が決定的、さらに13日に行われるリーガ第36節のグラナダ戦も欠場する可能があるという。
レアル・マドリードは4月27日にホームで行われたCL準決勝ファーストレグでチェルシーと1−1の引き分けで終わっており、今月5日のセカンドレグは3シーズンぶりの決勝進出をかけて敵地に乗り込む大一番。また、リーグ戦では勝ち点4差で4位のセビージャ、バルセロナを撃破したグラナダとの大切な試合が続く。シーズン終盤の重要な時期に新たな離脱者が出たことで、チームにとっては痛手となった。
ただ、朗報もあるようだ。『アス』紙によると、離脱が続いていたキャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとフランス代表DFフェルランド・メンディはチェルシー戦で復帰する可能性があるという。両選手はケガが完治し、チーム練習にも問題なく参加しており、同紙は「万全の状態ではないが、離脱者を考慮すると、先発する可能性がある」と伝えている。
また、新型コロナウイルス感染で離脱中のウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデは3日に新たな検査を受けた模様。『アス』紙によると、陰性が確認されれば、CLチェルシー戦の招集メンバーに入るという。