優勝狙うセビージャ、ビルバオに痛恨黒星…9試合ぶりの敗戦で逆転制覇が遠のく

1

2021年05月04日 07:48  サッカーキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

この日も好機に絡んだオカンポス [写真]=Getty Images
3日、リーガ・エスパニョーラ第34節が行われ、セビージャとアスレティック・ビルバオが対戦した。

 現在リーグ5連勝中の4位セビージャは、優勝を争う上位3チームの足踏みもあり、首位アトレティコ・マドリードとの差を「3」にまで詰めている。逆転優勝に向け、他3チームが今節揃って勝利を収めたなか、好調のビルバオをホームに迎えた。

 立ち上がりからボールを握ってチャンスを作ったのはセビージャ。8分、ゴール前へのクロスに飛び込んだルーカス・オカンポスがヒールで狙うと、23分にはユセフ・エン・ネシリがマルコス・アクーニャの正確なクロスをヘディングで叩くも、これはGKウナイ・シモンの好セーブに阻まれる。

 その後も自陣に引いて守るビルバオを崩しにかかるセビージャは39分、またしてもエン・ネシリがアクーニャのクロスを収めて今度は左足でシュートを放つも、これもGKのU・シモンの左手のシュートストップに防がれた。試合はこのままスコアレスで後半へと折り返す。

 ゲームは後半もセビージャが主導権を握りつつ、ビルバオの固い守備によって均衡した展開が続くと、67分と68分にセビージャはジョアン・ジョルダン、ルーク・デ・ヨングと立て続けに攻撃的なカードを切る。77分には前半から躍動するアクーニャが強引に持ち運んでエリア外から狙うも、これもU・シモンのセーブにあう。

 すると、さらに勝ち点3が欲しいセビージャが攻勢を強めた90分、ビルバオはカウンターからオイアン・サンセが敵陣深くまで持ち上がり、ディフェンスを引き付けてラストパス。このボールを受けたイニャキ・ウィリアムスが一対一を制し、土壇場で貴重な先制ゴールをあげた。

 試合はこのまま終了。リーグ戦9試合ぶりの黒星となったセビージャは、残り4節で首位アトレティコとの勝ち点差が「6」となった。一方のビルバオはこれでリーグ8試合負けなしの9位につけている。
 
 次節、ビルバオは8日にホームでオサスナと、セビージャは9日にアウェイでレアル・マドリードと対戦する。

【スコア】
セビージャ 0−1 アスレティック・ビルバオ

【得点者】
0−1 90分 イニャキ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定