パルマのセリエB降格が決定…ここ2シーズンは残留も、今季はわずか3勝と低迷

パルマは3日、セリエA第34節でトリノに敗れ、セリエB降格が決まった。

　今シーズン、セリエAでいまだわずか3勝のみと不振に陥っているパルマ。3日はアウェイで同じく残留争いをするトリノと対戦し、後半の失点で0−1と黒星を喫した。これにより、今節ナポリと引き分けて勝ち点を積んだ残留圏の17位カリアリとは「12」ポイント差となり、直接対決の結果も加味されて降格することが決定した。

　2015年にはクラブの破産によって、セリエAからセリエDまで一気にカテゴリーを落とすことを強いられたパルマ。イタリアの名門はその年から1つずつカテゴリーを上げ、2018年にはついにセリエAへの復帰を勝ち取った。そこから昨季までの2シーズンは残留に成功していたものの、今季はここまで3勝11分20敗という成績で低迷し、降格することとなってしまった。