ヘンリー王子、チャリティイベントに1人でステージに登場(画像は『Global Citizen 2021年4月30日付Instagram「Just when you thought the #VaxLive lineup couldn’t get any better, we’ve added even more incredible presenters like」』のスクリーンショット) ヘンリー王子が、米ロサンゼルスで開催された豪華なチャリティコンサートに出演した。王子はメーガン妃を自宅に残して1人で参加、スピーチで医療従事者を称賛すると会場はスタンディングオベーションで溢れ返った。新型コロナワクチン接種活動への支援を目的とするこのイベントでは、ジェニファー・ロペスらが華やかなパフォーマンスを披露している。
現地時間5月2日、ロサンゼルスのソーファイ・スタジアム(Sofi Stadium)でグローバル・シチズンが主催するチャリティコンサート「バックス・ライブ(Vax Live)」が開催された。イベントは途上国に新型コロナワクチンを分配する活動を行う「コバックス(Covax)」への寄付を呼びかけることを目的としたものだ。
同キャンペーンの責任者を務めるヘンリー王子とメーガン妃は当初、夫婦でイベントに参加するとみられていた。しかし当日は王子だけが出演し、現在第2子を妊娠中の妃はカリフォルニア州の自宅に残ったようだ。
ヘンリー王子が米国で公の場に姿を現したのは、3月に放送されたオプラ・ウィンフリーとのインタビュー以来だ。4月には英国に一時帰国し、祖父エディンバラ公フィリップ王配の葬儀に参列した姿が報道された。
コンサート当日、会場でアナウンサーが「バックス・ライブキャンペーン責任者のサセックス公爵、ヘンリー王子をお迎えします」と紹介した。青いシャツとジーンズ姿の王子が登場すると、スクリーンに王子の名前が大きく映し出されてステージが点滅するなどロックスターのような歓迎を受けた。
すでにワクチン接種済みのゲストのみが集まる中、王子は「世界中の人々にワクチンを配布してほしい」と訴え、コンサート会場のゲストを含む世界中で活躍する医療従事者への敬意を述べた。
「今夜は、ここにいる1人1人の皆さんと、会場にいるワクチン接種済のフロントラインワーカー、そして世界中にいる何百人もの最前線で働くヒーロー達を祝福するイベントです。」
「皆さんは昨年、私達を守るために無私無欲となり、勇気を持って闘ってくれました。あなた方は奉仕して犠牲を払い、自らを危険に晒し、覚悟の上で勇敢に行動してくれた。私達は皆さんに計り知れないほどの感謝を感じています。ありがとうございました。」
セレーナ・ゴメスがホストを務めたこの日のイベントでは、ジェニファー・ロペスやフー・ファイターズなど豪華アーティスト達によるパフォーマンスが披露された。ショーの合間にはベン・アフレックやクリッシー・テイゲンらが登場し、ワクチン配布の大切さを伝えている。
今回収録したコンサートのもようは、米時間8日に米ABCとCBS、YouTubeなどでストリーミング配信されるほか、テレビやラジオでも視聴可能だ。
画像は『Global Citizen 2021年4月30日付Instagram「Just when you thought the #VaxLive lineup couldn’t get any better, we’ve added even more incredible presenters like」』『Jennifer Lopez 2021年5月2日付Instagram「Don’t miss the #VaxLive concert Saturday, May 8.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)